高射第122連隊(仮)






高射砲第122連隊の配置図(昭和20年6月頃、図外にも枚方に高射砲中隊1個有り)






高射砲第122連隊の配置図(終戦時)





履歴:

2010.8.8 新規作成(仮)
2010.9.5 聴音中隊に抜けていた茨木を追加、米軍のリストを追加



昭和20年5月28日現在:(本土 全般 061 本土防空高射砲部隊の概況 昭和20年)
(注:他の資料との整合性が無かったりするが、参考まで。)

高射第122連隊 炸7631

第1大隊: 7cm高射砲4個中隊、8cm高射砲2個中隊、タ号1型1
7高2中は90式高射算定具、7高有脚8門

第2大隊: 7cm高射砲3個中隊、8cm高射砲3個中隊、タ号3型1

第3大隊:
照空3個中隊、タ号3型1

第4大隊:
照空3個中隊


・8高1中は広畑製鉄所
・7高各1中は敦賀港及び瀬田川鉄橋、照1中は京都
・照1中は宇品港
・第1大隊本部(?)の7高1中と照1小は京都(6月下旬)
・97式高射算定具1あるも電照なし、近く取付の予定



独立高射砲第11大隊 炸4107

7cm高射砲2個中隊、8cm高射砲1個中隊、12cm高射砲1個中隊、タ号1型1、タ号3型2
7高1中は97式高射算定具、7高1中は有脚
・7高1中は宇野港(広島師管に配備)






備考:
・本表の他、航空機用13mm機関砲136門を各師団に分与、交通路上の要点に配置する予定
・主要工場自体の防空気球、大阪に27個、神戸に17個あり
・8高、12高の各中隊は全部2式算定具を装備す
・高射砲第3師団、無線機の装備は左の如し(注:資料の数は漢数字で潰れていて読めず)
 3号甲 4
 3号丙 3
 3号 22
 6号 14
 副受信機 14
・高射砲第121、122、123連隊に各々特甲特乙装備あり
・高射砲第3師団に無線平行誘導装置6組あり
・弾薬装備の現状、左の如し(各門宛概数)
 7高 400、8高 90、12高 90、機関砲 770
・高射砲第3師団の自動車の装備は左の如し
 自動貨車 32、乗用車 26



米軍第1軍団のレポート(国会図書館、USB10-R24、708-711)における、独立高射砲第11大隊の装備一覧表

7cm高射砲 12
8cm高射砲 12
12cm高射砲 6
測高儀(height finder) 12
航速測定器(?air speed calculator) 23
単眼鏡(?horn type glass) 1
双眼鏡(service glass) 72
6cm対空監視双眼鏡 4br> 10cm対空監視双眼鏡 17
方位磁針 4
transit? 2
Anenometer? 7
Air-gauge? 4
射撃諸元計算機(?Conversion graph of firing factors) 5
風速修正盤(?wind trajectory calculator) 3
弾道射程修正盤(?Firing correcting calculators) 5
?Box of observational & accutional material [sic] 2
93式150cm探照灯 11
1式探照灯用発電機 1
90式小聴音機 11
タ号1型 1
タ号3型 2
92式電話機 93
50チャンネルスイッチ盤 1
20チャンネルスイッチ盤 1
12チャンネルスイッチ盤 2
8チャンネルスイッチ盤 1
94式無線装置5型(?Wireless apparatus Model V) 3
94式無線装置6型(?Wireless apparatus Model VI) 2
超短波受信機 2
送信機(Transmitter) 4
受信機(Receiver) 4
92式通信線 451
?Ball cartridge 300
重機関銃弾薬 12,831
7cm高射砲弾 5,470
8cm高射砲弾 864
12cm高射砲弾 311
トラック 1
特殊車両(?Special motor car) 1(大型発電機)
輸送車両(Transport vehicle) 3(実際には木製カート)
…略…
高射算定具 4
対空射撃計算機(?Air-sight Calculator) 6






伊丹 照空第13中隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時




伊丹、中隊名不明、7高?門(昭和20年6月)、7高2門(終戦時):
伊丹空港の南西、日東紡の工場敷地付近に高射砲中隊マークが描かれているものの、航空写真からは確認できず。





米軍の航空写真(左:USB15-R12-36、国会図書館、右:M18-4-15、国土地理院)




尼崎、第9中隊、7高6門(昭和20年6月)、8高6門(終戦時):
航空写真を見ると、尼崎市役所の西、橘公園辺りと市役所の北東付近の2ヵ所に高射砲陣地が写っている。輪郭は橘公園のものの方がはっきりとしており、こちらが8cmで北西側が7cmかと思われる。こちらのブログによると、橘公園の方には高射砲の基礎が残っているそうである。上に登れるものなら登って、8cm高射砲の基礎寸法を計測してみたいものである。





左:米軍の航空写真(M18-4-18、国土地理院)

神崎、第8中隊、8高6門(終戦時):

航空写真を見ると、JR東海道本線加島駅の北、神崎川と猪名川とが合流する辺りに、高射砲陣地が写っている。





左:米軍の航空写真(USB15-R12-36、国会図書館)

立花、?

航空写真を見ると、JR東海道本線立花駅の北東付近に高射砲陣地が写っている。ただ資料には出ておらず、資料に無い昔の陣地もしくは偽陣地、もしくは機銃陣地等の可能性が考えられる。






猪名寺(仮名)、照空分隊:
JR福知山線猪名寺駅の北東、佐璞丘公園の北西付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。

食満(仮名)、照空分隊:
JR福知山線猪名寺駅の南東、尼崎東高校の西付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。







左:米軍の航空写真(M31-1-92、国土地理院)

塚口(仮名)、照空分隊、中隊本部:
航空写真を見ると、阪急神戸線塚口駅の北西、尼崎北小学校の敷地に照空陣地と中隊本部らしいものが写っている。







米軍の航空写真(左:USB15-R11-215、右:USB15-R11-208、共に国会図書館)




今北(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、JR東海道本線立花駅の南西、大島小学校の北付近に照空陣地らしきものが写っている。







左:米軍の航空写真(USB15-R11-208、国会図書館)

尾浜(仮名)、照空分隊:
JR東海道本線尼崎駅の北西、福知山線分岐の北西の名和小学校の東付近に照空分隊の印あり。航空写真ではそれっぽいものが写ってはいるものの明確ではない。







米軍の航空写真(左:USB15-R12-793、国会図書館、右:M18-4-17、国土地理院)




加島(仮名)、照空分隊:
航空写真を見るとJR東海道本線加島駅の北西、田辺三菱製薬大阪工場の敷地内に照空陣地らしきものが写っているっぽい。










豊中 照空第14中隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時



左:米軍の航空写真(USB15-R12-793、国会図書館)

豊中、第7中隊、7高4門:
航空写真を見ると、阪急宝塚線岡町駅の南西、原田小学校の西に砲座らしいものが写っている。砲座そのものは6基のように見える。伊丹空港の西に2門配置されていることから、ここのあった6門の内の2門を西に分割しているのかもしれない。





米軍の航空写真(左:USB15-R12-794、国会図書館、右:M85-1-164、国土地理院)



野里、第5中隊、8高6門:
航空写真を見ると、JR東海道本線塚口駅の西、野里小学校の南付近に高射砲陣地が写っている。影からして、ここも高架式の砲座だったと思われる。






桜塚(仮名)、照空分隊、中隊本部、大隊本部:
阪急宝塚線岡町駅の東、南桜塚小学校の南東付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。






左:米軍の航空写真(M27-2-32、国土地理院)


千里(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪急千里線千里山駅の南東、千里第二小学校の南付近にそれらしいものが写っているっぽい。あくまでも、っぽい。







上津島(仮名)、照空分隊:
阪急神戸線園田駅の北東、豊島西小学校の南東付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。

十三(仮名)、照空分隊(昭和20年6月のみ):
阪急十三駅の北西、武田薬品工業大阪工場付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。







小曽根(仮名)、照空分隊(昭和20年6月のみ):
関西電力小曽根電力所の北東付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。

南吹田(仮名)、照空分隊(昭和20年6月のみ):
地下鉄御堂筋線江坂駅の南東、吹田南小学校の北西付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。







吹田 照空第15中隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時



米軍の航空写真(左右ともUSB15-R12-791、国会図書館)



米軍の航空写真(左右ともM18-4-24、国土地理院)




守口、第2中隊、7高6門(昭和20年6月)、8高6門(終戦時)、連隊本部、大隊本部:
航空写真を見ると京阪本線守口市駅の西、淀川工科高校の西に砲座が写っている。またここから南西へ1km程の今市中学校の敷地付近にも、終戦前の航空写真には砲座らしきものが写っている。砲種の変更があり、その際に場所の変更も行われた可能性も考えられるが、そうでないかもしれない。





米軍の航空写真(左:USB15-R12-791c、国会図書館、右:M18-4-22、国土地理院)




国次(東淡路)、第1中隊、7高6門、大隊本部:
航空写真を見るとJR東海道本線東淀川駅の北東、淡路小学校の東に砲座が、淡路中学校の敷地内に電波標定機が写っている。また砲座の周辺は綺麗に整地されており、第2大隊の本部があったと思われる。
東淡路町の高射砲陣地として有名で、現在もコンクリート製の砲座が幾つか残っているそうである。何とか保存してもらえないものだろうか。



岸部(仮名)、照空分隊:
JR東海道本線岸辺駅の北西、紫金山公園の南東付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。


味舌(仮名)、照空分隊、中隊本部:
航空写真を見ると、モノレール摂津駅の西、星翔高校の敷地の南側付近くらいにしか該当部分が無いが、照空陣地としての明確な地形は確認できず。








鳥飼(仮名)、照空分隊、大隊本部:
モノレール南摂津駅の東、カネカの大阪工場の北端付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。




左:米軍の航空写真(M31-1-24、国土地理院)

吹田(仮名)、照空分隊:
阪急千里線吹田駅の南東、第三中学校の北付近に照空分隊の印あり。航空写真でそれっぽいものは写ってはいるものの、確証までは取れず。








大道(仮名)、照空分隊:
地下鉄今里筋線瑞光4丁目駅の南東、大桐中学校の北付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。


松葉(仮名)、照空分隊:
京阪本線門真市駅北、パナソニック門真工場敷地内に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。











扇町 照空第16中隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時



左:米軍の航空写真(M85-1-104、国土地理院)

真田山、第6中隊、8高6門:
JR大阪環状線の玉造駅の西、宰相山公園付近に高射砲陣地があったらしいのだが、航空写真では確認できず。






天満橋(仮名)、照空分隊、中隊本部(昭和20年6月):
大阪城西、天満橋の南西付近に照空分隊と中隊本部の印あり。航空写真では確認できず。


扇町(仮名)、照空分隊:
JR大阪環状線の天満駅西の扇町公園付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。






左:米軍の航空写真(USB15-R12-792、国会図書館)

木川(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪急十三駅の北東、十三中学校の北東付近にそれらしいものが写っている。ただ、配置図ではもっと南の木川南小学校の南西付近に照空分隊の印が書かれている。こちらは航空写真では何も確認できず。






左:米軍の航空写真(M18-4-23、国土地理院)

中宮(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、京阪本線の森小路駅の西、旭陽中学校の北隣にそれらしいものが写っている。配置図での照空分隊の印もこの付近。







東今里(仮名)、照空分隊:
地下鉄中央線の緑橋駅の南東、本庄中学校の西付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。










門真 照空第17中隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時



左:米軍の航空写真(USB15-R12-797、国会図書館)

今津西(放出)、第4中隊、7高4門:
航空写真を見るとJR放出駅の南、成城高校の南東付近に砲座らしきものが写っている。ただ余りにも精度が悪く、本当に砲座なのかはいまいち自信が無い。





左:米軍の航空写真(USB15-R12-792、国会図書館)

鶴見、第3中隊、7高?門(昭和20年6月)、7高8門(終戦時):
航空写真を見ると、鶴見緑地の西、金剛寺の敷地内に砲座が写っている。元々6門の扇型の配列だったものに、後から2門分を追加したような形状をしているが、本当のところは不明。
また鶴見の陣地は、終戦後に第122連隊の兵器の保管が行われていたようで、終戦時の配置図にはその際の数が書き込まれている。





左:米軍の航空写真(M18-4-27、国土地理院)

門真(仮名)、照空分隊、中隊本部:
航空写真を見ると、地下鉄長堀鶴見緑地線門真南駅の北、二島小学校の北東付近にそれっぽいものが写っている。ただ配置図の位置とは少し西にずれた場所であり、確証は持てない。






寺方(仮名)、照空分隊(昭和20年6月のみ):
京阪本線守口市駅の南、三郷小学校の南東付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。

古川橋(仮名)、照空分隊:
京阪本線古川橋駅の南、古川橋変電所の南西付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。





左:米軍の航空写真(M84-1-71、国土地理院)

横堤(仮名)、照空分隊(昭和20年6月のみ):
航空写真を見ると、鶴見緑地の南、横堤中学校の西付近にそれっぽいものが写っている。





左:米軍の航空写真(R500-35、国土地理院)

長田(仮名)、照空分隊(昭和20年6月のみ):
航空写真を見ると、JRおおさか東線の高井田中央駅の東、第二寝屋川を越して、恩教寺の西付近にそれっぽいものが写っている。






鴻池(仮名)、照空分隊:
JR片町線鴻池新田駅の南東付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。






葦原 照空第18中隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時




九条(仮名)、照空分隊:
地下鉄中央線九条駅の北、増福院の西付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。

中之島(仮名)、照空分隊:
中之島のリーガロイヤルホテルの北東付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。







葦原(仮名)、照空分隊、中隊本部:
南海高野線芦原町駅の西、芦原公園の東の付近に照空分隊、栄小学校の南と芦原町駅の北東にそれぞれ中隊本部の印あり。航空写真ではいずれも確認できず。

花園(仮名)、照空分隊:
南海本線萩ノ茶屋駅の南西、弘治小学校付近に照空分隊の印あり。航空写真を見ると小学校周辺にそれらしい空き地は見えず、また小学校の校舎が鉄筋のようであり、もしかしたら校舎の屋上に配置していたのかもしれない。







瓦屋(仮名)、照空分隊:
近鉄大阪線上本町駅の西、生国魂神社の北付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。

生野(仮名)、照空分隊:
桃谷高校の南東、生野東公園の南付近に照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。










尼崎 独立高射砲第11大隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時





左:米軍の航空写真(USB15-R12-37、国会図書館)

中島(尼崎)、第2中隊、7高4門(昭和20年6月)、7高6門(終戦時):
航空写真を見ると、阪神高速5号湾岸線中島PAの東付近にそれらしいものが写っている。





左:米軍の航空写真(USB15-R12-38、国会図書館)

大物(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪神電鉄大物駅北、尼崎高校の南西付近に照空陣地らしきものが写っている。






左:米軍の航空写真(USB15-R12-36、国会図書館)

高洲(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪神電鉄尼崎駅の遥か南西、大高洲町のクリーンセンターの北東付近にそれらしいものがある。ただ形状が特異であり、違っている可能性が高い。






左:米軍の航空写真(USB15-R12-794、国会図書館)

福町(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪神なんば線福駅の南東付近にそれらしいものが写っている。







酉島(仮名)、照空分隊、中隊本部:
阪神なんば線伝法駅の南西、大阪ガスの西付近に照空分隊と中隊本部の印あり。航空写真では確認できず。

姫島(仮名)、照空分隊:
阪神電鉄姫島駅の北、姫里小学校の敷地辺りに照空分隊の印あり。航空写真では確認できず。










歌島 独立高射砲第11大隊




左:昭和20年6月頃、右:終戦時





米軍の航空写真(左:USB15-R11-215、爆撃前、右:USB15-R12-38、爆撃後、共に国会図書館)



米軍の航空写真(左:USB15-R12-36、7高5門の時、国会図書館、右:M18-4-44、戦後、国土地理院)



丸島(武庫川)、第1中隊、7高5門(昭和20年6月)、12高6門(終戦時):
航空写真を見ると阪神武庫川線洲先駅の武庫川を挟んで東付近に高射砲陣地が写っている。早い時期の写真では5門(砲座は6基)しか写っていないが、遅いものになるとそれを覆う形で大き目の砲座が造られている。恐らくは元々7高の陣地があった所に、12高の陣地を上書きしたものと思われる。またこの7高の陣地は、影から高架式であったと思われる。更に北には電波標定機と思われる円形の地形が写っている。
また武庫川の西岸にも高射砲らしき砲座が4基確認できるが、こちらは海軍のものかと思われる。






米軍の航空写真(左:USB15-R11-215、国会図書館、右:M18-4-13、国土地理院)




上鳴尾、第4中隊、12高6門(昭和20年6月):
航空写真を見ると、阪神電鉄鳴尾駅の南、浜甲子園中学校の敷地内に高射砲陣地が写っている。終戦時には丸島へ移ったものと思われる。







左:米軍の航空写真(USB15-R11-217、国会図書館)

鳴尾浜、中隊名不明、8高6門:
鳴尾浜公園の南西に、高射砲陣地が写っている。





米軍の航空写真(左:USB15-R11-215、右:USB15-R12-86、左右共に国会図書館)



丸島南(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると武庫川の河口の左岸、阪神高速5号湾岸線の北付近に照空陣地が写っている。






左:米軍の航空写真(USB15-R11-217、国会図書館)

小松(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪神電鉄武庫川駅の北、小松小学校の南付近に照空陣地らしいものが写っている。またその北西には機銃陣地らしいものも写っている。こちらの所属は不明。






左:米軍の航空写真(USB15-R11-217、国会図書館、右:M18-4-12、国土地理院)



大箇(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、JR東海道本線甲子園口駅の遥か南西、上甲子園中学校の西付近に照空陣地らしいものが写っている。






左:米軍の航空写真(USB15-R11-217、国会図書館、右:M18-4-12、国土地理院)



浜甲子園(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪神本線甲子園駅の南西、浜甲子園健康幼稚園付近に照空陣地らしいものが写っている。






左:米軍の航空写真(USB15-R12-36、国会図書館)

道意(仮名)、照空分隊:
航空写真を見ると、阪神電鉄尼崎センタープール前駅の南、道意公園付近に照空陣地らしいものが写っている。










枚方




左:昭和20年6月頃、右:終戦時



左:米軍の航空写真(M34-3-15、国土地理院)

小倉、中隊名不明、7高4門(昭和20年6月)、7高6門(終戦時):
航空写真を見ると京阪本線牧野駅の南、牧野車塚古墳の西付近に高射砲陣地が写っている。





左:米軍の航空写真(M84-1-24、国土地理院)

中宮、中隊名不明、8高6門(終戦時):
配置図を見ると、京阪本線枚方市駅の東方、中宮中学校の西付近に高射砲陣地の印が描かれている。航空写真ではそれらしい痕跡は確認できなかった。









聴音中隊










左:昭和20年6月頃、右:終戦時



左:昭和20年6月頃、右:終戦時



左:米軍の航空写真(、国土地理院)

夙川(仮名)、聴音分隊:
阪急神戸線夙川駅の北西、夙川小学校の北西付近に聴音分隊の印あり。航空写真ではそれらしいものは確認できず。





左:米軍の航空写真(M31-1-90、国土地理院)

仁川(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、阪急今津線仁川駅の南西付近に聴音陣地らしいものが写っている。ただ、余りはっきりとはしていない。





左:米軍の航空写真(M33-5-34、国土地理院)

久代(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、福知山線と中国自動車道の交差する、加茂町付近に聴音陣地らしいものが写っている。





左:米軍の航空写真(M34-3-27、国土地理院)

(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、阪急箕面線牧落駅の東付近に聴音陣地らしいものが写っている。





左:米軍の航空写真(M34-3-24、国土地理院)

小野原(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、大阪モノレール豊川駅の北西、深谷池の南付近に聴音陣地らしいものが写っている。






茨木(仮名)、聴音分隊:
阪急京都線茨木市駅と東にある中津小学校の中間付近に聴音分隊の印あり。航空写真ではそれらしいものは確認できず。





左:米軍の航空写真(M27-2-67、国土地理院)

香里(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、京阪本線光善寺駅の南東、さだ神社の南東付近に聴音陣地らしいものが写っている。





左:米軍の航空写真(M31-1-64、国土地理院)

星田(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、JR片町線星田駅の南、川の南の丘陵の北西端付近に聴音陣地らしいものが写っている。ただあまりはっきりとはしていない。





左:米軍の航空写真(M18-4-30、国土地理院)

飯盛山(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、JR片町線四条畷駅の南東、飯盛山山頂付近に聴音陣地らしいものが写っている。現地の状況からするに、南の電波塔の建っている千畳敷付近ではないかと思われる。





左:米軍の航空写真(M84-1-106、国土地理院)

生駒(仮名)、聴音分隊:
航空写真を見ると、近鉄奈良線生駒駅の南東、生駒小学校の南付近に聴音陣地らしいものが写っている。ただ余りはっきりとはしていない。












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