名称 | 最大探知距離 | 最大追尾距離 | 誤差左右 | 誤差上下 | 誤差距離 | 上下ラッパ | 左右ラッパ | 重量 | 人員 |
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ヱ式 | 15000m | 10000m | 0.4° | 0.4° | 1.33m | 1.33m | 1.4t | 3 | |
97式 | 9000 | 6000 | 0.3 | 0.5 | 1.35 | 2.0 | 3.0 | 2 | |
90式 | 8000 | 6000 | 4 | 1 | 1.7 | 1.3 | 0.26 | 4 |
名称 | 竣工 | 記述 |
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永源山砲台 水谷山砲台 鹿ノ川砲台 大向砲台 烏帽子山砲台 螺山砲台 |
昭和12年9月 | 当初は90式聴音機1 昭和18年末に装備換装で仮称ヱ式に交換される 転換時にすり鉢の増築 |
高烏砲台 | 昭和12年11月 | 90式聴音機1。そのまま引渡。 |
名称 | 竣工 | 記述 |
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亀ヶ首砲台 | 昭和16年11月 | 竣工当初は97式2基。昭和17年4月の記事ではヱ式に。 右翼に聴音照射所らしいものはあるが、すり鉢というよりも円形窪地。基礎も無し。 左翼は未探索。この他にも聴音所があるかもしれない。 |
白木山砲台 | 昭和16年6月 | 竣工時は一部未完成で、工事は継続されていたようである。 装備はヱ式2基だが、これが記事に出てくるのは昭和17年4月から。 佐連山、伊崎山の聴音所にはすり鉢状窪地が無く、円形平坦地とそれに続くスロープらしきもの |
大平山砲台 | 昭和15年7月 | 97式2基、追尾式探照灯2基。いずれもすり鉢無し。 大下聴音所には格納庫とスロープ。探照灯のもの? 聴音機の装備方法は不明 地蔵峠聴音所の探照灯は固定式。聴音機の装備方法は不明 |
前島砲台 | 昭和16年6月 | ヱ式1基。広めの円形の基礎らしいものはあるが、すり鉢はない。 スロープや格納庫っぽいものも見当たらなかった。 |
名称 | 工事開始 | 竣工(中止) | 記述 |
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灰ヶ峰砲台 | 昭和16年11月 (仮設砲台) |
ヱ式の移動は昭和19年夏に白木山から。 航空写真にはすり鉢状窪地が写っているが、残っていない。 |
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熊野砲台 | 昭和17年末頃 | 19年夏(中止) | ヱ式2基予定。 すり鉢状窪地2ヶ所中、1ヵ所で基礎あり、運搬用通路は無し |
秋月砲台 | 昭和17年末頃 | 昭和19年末? | ヱ式1基。 すり鉢状窪地は1ヵ所あるが、基礎無し、通路広。 |
杉ヶ峠砲台 | 昭和17年末頃 | 昭和18年末? (中止) |
ヱ式2基予定。 2ヶ所ともすり鉢状窪地&基礎&通路広? |
大須山砲台 | 昭和17年7月 | ヱ式2基だったが、昭和19年夏に1基他へ。その際に配 置転換。 左右翼は未探索。右翼は写真からすり鉢っぽい。左翼は不明。 転換後の聴音座は小さめのすり鉢、連絡路は微妙な幅。 |
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笠戸砲台 | 昭和18年春頃 | ヱ式2基予定。 左翼は工事中断、すり鉢だが通路無し。 右翼は深浦聴音照射所に。 |
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深浦特設見張所 | 昭和16年11月 | 17年頭 | ヱ式&150cm。すり鉢と基礎。 別にスロープ状の物と格納所らしき平坦地有り 引渡は笠戸砲台として。 |
特設見張所 (聴音機装備) |
昭和16年 〜昭和17年 |
昭和17年 〜昭和19年頭 |
すり鉢状窪地小: 通路広&コンクリート基礎有り:戸田、 通路狭&コンクリート基礎有り:厳島、烏帽子山 すり鉢状窪地大: 通路広&コンクリート基礎無し:小松町 通路広&コンクリート基礎有り:室積 通路狭&コンクリート基礎有り:津和地島、中島、板城村、上蒲刈島、中野村 |