笠戸 発電所、貯水池



米軍の航空写真(M114-37、国土地理院)


縮尺は他の地図の倍




左:発電所前を通る軍道、右:油脂庫S


左:貯水池Uの北縁、右:貯水池U


左:油脂庫Sを裏から、右:ポンプ建屋基礎T


左:トイレV、右:ポンプ建屋付近から北西方向を


左:冷却水循環関連の施設?W、右:発電所基礎Yの角部




左:Y内にある発電所関連コンクリート構造物、右:発電所基礎Yを北から


左:冷却用水槽Xの西端、右:同左


左:冷却用水槽Xの北端、右:同左内部


左:冷却用水槽X、右:XとWの間の何かの基礎?


左:Yの南西の角部、右:地下壕Z




左:貯水池、右:同左


左:貯水池、右:同左


左:貯水池脇のポンプ小屋基礎、右:貯水池から深浦集落を見る


左:深浦集落にある桟橋跡、右:笠戸島にある突撃隊(震洋)?の壕跡




深浦集落と高壷山の中間くらいの場所に、発電所がある。砲座のある高地から北西へと降りる軍道が脇を通っているが、現在この軍道は不通なので、現在ある登山道からは外れて山に入る必要がある。

典型的な発電所施設である油脂庫S、発電所Y、冷却用水槽X、トイレVなどが一通り揃っている。そして一見流し台のようなコンクリート製構造物Wがあるが、恐らくは冷却水を循環させる施設のようである。発電所基礎上には落ち葉などが厚く積もり、発電機の基礎は確認できていない。
油脂庫の南にはポンプ所が、また東には貯水池Uがある。これは麓の貯水池から山頂まで比高が250m近くもあり、1基のポンプでは汲み上げができないことから、一度この貯水池を経由して合計2基で汲み上げを行っていたためだそうである(地元の方の話)。

深浦集落の南東上に貯水池跡がある。内部は土で埋もれているが、コンクリートは破壊も無く綺麗に残っている。また貯水槽脇にはポンプ所の基礎も残っている。
















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