虹ヶ浜　防空砲台






左：米軍の航空写真（USB15-R14-523、国会図書館）


JR光駅のすぐ北側、虹ヶ丘団地のある辺りに昔は小山があり、その山頂付近に防空砲台が築かれていた。航空写真を見ると、4基の砲座の内、北西端の1基は辛うじて、また他の3基ははっきりと確認できる。
今は団地建設により消滅してしまっている。


「周南の戦争遺跡」に簡単な縄張図が出ている。



日付 呉海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和19年9月 配員　准士官以上2、下士官兵44
12cm高角砲4門、官房艦機密第4992号に依り工事中、全量射撃可
昭和19年10月 12cm高角砲4門、官房艦機密第4992号に依り工事中、全量射撃可
士官1、准士官2、下士官兵73（19.10.20）
12cm高角砲4門、13mm単1、既設
昭和20年5月 12cm高角砲4門　13mm単1門　既設
昭和20年8月31日 引渡：
12cm高角砲　4門、4式高射装置　1基
97式2m高角測距儀　1基

用地950m2
兵舎他、木造13棟、808m2


ここから以下のページへいけます。