大峯山 防空高角砲台


2011.10.23 探索



右:1962年の航空写真(MCG626-C12-3、国土地理院)


米軍の航空写真(左:M119-23、24、右:M114-42、M783-44、43)



終戦後の米軍の航空写真を見ると、室積の北東、大峰峠の近くに施設らしきものが写っている。1962年撮影の航空写真でも、まだ2基の砲座が明確に写っている。






西側の砲座跡付近を西から、それっぽさがある



左:西側の砲座付近を東から、右:同左



左:西側の砲座付近を北東から、右:東側の砲座付近を西から



左:東側の砲座付近を東から、右:平坦地の東側、植え込みになっている



左:光市街を望む、右:車道から公園への登り口を



左:北東下の駐車場、右:同左の東側




現在は公園として整備されてしまい、殆ど何も残っていない。ただ西の砲座の輪郭っぽいものは地形として残っている。また北東下にある兵舎があったと思われる広い平坦地は駐車場になっているが、西面の切り出した壁面は藪の奥に残っている。
北下の谷にも施設らしいものが写っているが、未確認である。




日付 呉海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和19年6月 12.7cm連装高角砲 2基 官房艦機第157号 新設工事中
昭和19年8月 工事中
昭和19年9月 大峯山を新宮に変更 工事中



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