父島
旭平展望台付近の遺構
左:展望台の近くにある発電壕、右:同左内部
左:発電壕の奥、右:発動機関係の機器?
左:始動の際に使う圧縮空気タンク、右:配電盤の残骸
左:モーターもしくは発動機のアンカーボルト、右:残骸
左:鉄塔の残骸、右:旭平展望台から長崎
左:電信山遊歩道入り口の謎の石垣、右:鉄塔の残骸その2
旭平展望台付近の道路脇に、幾つかの遺構がある。
展望台の西側の道路脇には、発電施設を格納した壕が残っている。発電機と発動機は残っていないが、発動機の始動の際に使う圧縮空気タンクや配電盤、アンカーボルト等が残っている。ガイドの話によると、発動機は焼玉エンジンだそうだ。
旭平展望台から長崎展望台へ向かう途中の道路脇にも、金網で塞がれた壕や、鉄塔の残骸が見える。
電信山遊歩道の南側の入り口脇には、謎の石垣遺構が残っている。用途は不明である。
電信山付近にも幾つかの遺構が残っているらしいが、見つけることが出来なかった。
中央山・見晴台の陣地
左:中央山の中心部にある電探の基礎、右:同左の拡大
左:展望台の場所には監視所があったらしい、右:展望台から見晴台を望む
左:中央山と見晴台の間にある壕、右:廃棄されたトロッコレール
左:見晴台東側の塹壕、右:同左に繋がる壕
左:壕の内部、右:別の壕の内部、ドラム缶で塞がれている
左:見晴台東側の塹壕、別アングル、右:見晴台付近の壕
左:見晴台から中央山を望む、右:トロッコレール
左:中央山東麓の壕その1、右:中央山東麓の壕その2
左:中央山東麓の壕その3、右:同左内部
中央山と見晴台周辺は、展望台や遊歩道が整備されており、気軽に回ることができる。
中央山山頂には、電探の基礎が残っている。電探の形式は不明。西側の一段低い場所に展望台が作られているが、ここには元々監視所があったらしい。また東側の一段低い場所の藪の中には兵舎と水槽の残骸が残っているが、藪が酷くて写真が撮れなかった。
また中央山の東麓の遊歩道脇には幾つかの壕が残っている。危険なので入り口からしか撮影はしなかった。
見晴台周辺にも壕が多い。東側の高台付近には、Y字型の塹壕とそれと繋がっている壕がある。また西側の高台の周りにも幾つかの壕がある。
見晴台と中央山の間の平坦部には、壕を掘る際に使ったトロッコのレールの残骸が山積みにされている。
扇浦陣地
左:道路南側の銃眼、右:銃眼アップ
左:扇浦の浜の東側の側面防御の銃眼、右:同左の内部
左:扇浦の浜の東側に沈むエンジンの残骸、右:同左付近の何らかの機器の残骸
境浦付近にも幾つかの銃眼・砲眼が残っていたが、時間が無くて撮影できなかった。扇浦付近のものは時間が出来たので、大慌てで撮影した。
扇浦の道路の南側の崖に、トーチカのような銃眼がある。入り口が見当たらず、また奥が深かったので内部の撮影は出来なかった。
扇浦の浜の東側に、側面防御の銃眼がある。内部は砂と流木に埋もれてしまっているが、奥の方に通路が続いている。
また扇浦の浜の東端には、エンジンの残骸が沈んでいる。またその近くには何らかの機器らしきものが砂に埋まっている。
大神山陣地
左:展望台にある洞窟式砲座、右:同左アップ
左:内部から、右:内部の奥
左:更に奥(鉄格子で塞がれている)、右:裏側の出口
左:頂上部のトーチカ、右:同左の銃眼
左:遊歩道脇の壕その1、右:遊歩道脇の壕その2
左:麓の道路脇にある壕、右:同左の内部
父島の玄関である二見桟橋の直ぐ近くに大神山があり、山のあちこちに遺構が残っている。山は遊歩道や展望台が整備されているので、ちょっとした時間でも回りやすい。
一番の見所は展望台になっている洞窟式砲台である。現在は遊歩道の一部になっている為に、内部にも気軽に入ることが出来る。恐らく野砲か山砲を配置したものと思われるが、詳細は不明である。奥には更に奥下へ続く通路があるが、鉄格子で塞がれていて入れない。
頂上付近にはトーチカがある。危険の無いようにあちこちが塞がれいる為、銃眼を撮影するのも難しい状態である。
また遊歩道の脇や山の麓の道路脇に幾つかの壕が残っている。これらも危険防止の為に入り口が塞がれている。
戦跡一覧によると、この大神山には平射砲台があるらしいのだが、見つけることが出来なかった。
大村第二砲台
左:油脂庫、右:施設のある平坦地
左:迫撃砲の砲弾、右:兵舎跡?
左:砲座間にある観測所、右:同左内部
左:観測所、右:観測所の北側
左:観測所の北側にある砲座、右:砲座の端
左:砲側弾薬庫、迷彩塗装の跡がある、右:弾薬庫
左:弾薬庫を北側から、右:ウェザーステーションの近くの施設跡
三日月山展望台の近くに、大村第二砲台跡がある。初期の露天砲台の施設一式がほどほどに整備されているが、地下式砲台は判らなかった。
道路のヘアピンになっている部分の内側に、兵舎や油脂庫といった付属施設がある。看板も建ち遊歩道が敷かれているが、迫撃砲弾が転がっていたりと荒々しさもさすが父島である。
道路の西側には砲座と観測所がある。藪に埋もれつつあり撮影は大変だった。またその北側には砲側弾薬庫と弾薬庫が続いている。展望台の北にも何らかの施設跡らしきものがあるが何なのかは不明。
父島の崖にあった銃眼・砲眼特集
左:野羊山、右:小港岬?
左:振分山の北岸?、右:境浦と屏風谷の間
左:屏風谷付近、右:屏風谷付近、ネットの裏に大きな砲眼が
左:船見山の斜面のトーチカ、展望台への道路から、右:中央山の南側の山の斜面
左:小港の南側の岬、右:小港海岸の南側の崖
父島の周りの崖という崖には、銃眼や砲眼が造られている。
撮影できたものを並べてみた。
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