八天岳 防空砲台






米軍の航空写真(左:M665-100、右:M106-41.jpg、国土地理院)


右:引渡目録での配置図


航空写真を見ると、国見岳の南に連なる八天岳の山頂付近に施設らしきものが写っている。山頂西側の辺りのものが砲座かと思われる。

長崎市の資料によると、4基の砲座土塁と探照灯、兵舎等の跡が残っているそうである。

またWebの登山記録によると国道498号線の旧道から南に延びる林道は、軍道だそうである。




日付 佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和16年12月 配備一覧
昭和17年2月 配置図:8cm2、90cm探照灯1、聴音機1
昭和17年5月 配置図:8cm2、110cm探照灯1、空中聴音機1
昭和19年3月 3.10〜28、8cm2門、射撃盤、8cm双を石盛山から移設
昭和19年9月 配置図:8cm4、90cm探照灯1
昭和19年11月 官房艦機密4992号、96式150cm探、11/12設置完了
昭和20年4月 配置図:8cm4、150cm探照灯1
昭和20年?月 引渡:
12cm4、13mm6
高射装置1、測距儀1、探照灯1、管制器1、発電機1

兵舎 木造平屋1 95m2、付属家屋 木造平屋6 160m2
弾庫 木造1 20m2



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