平塚 防空高角砲台



左:米軍の航空写真M46-A-7-1-186(国土地理院)、北東側、右:M46-A-7-1-187(国土地理院)、同左



左:米軍の航空写真M46-A-7-1-186(国土地理院)、南西側、右:M46-A-7-1-187(国土地理院)、同左







米軍の航空写真M46-A-7-1-189(国土地理院)、西側



米軍の航空写真M64-A-6-40(国土地理院)、中央



米軍の航空写真M46-A-7-1-186(国土地理院)、東側



海岸全体図


平塚の南側に高角砲台があったらしいのだが、ハッキリとした場所は不明。航空写真を見ると主に2ヶ所の候補があるが、北東側(ふれあい平塚ホスピタル付近)は砲座が不明瞭で、南西側(なぎさふれあいセンター南側)は2つの砲座の大きさが違っている。98式10cm連装高角砲の独特の砲座は写真に小さく写る事があるので、北東側の方が多少は可能性が高いかもしれない。

また他に、平塚の海岸線には合計8ヶ所の高射砲陣地らしきものが写っている。形状から陸軍の高射砲陣地と思われるが、地域からすると海軍の担当部署であり、更にどちらの記録にも無いのでどこが何の目的で造ったものかは不明。




日付 横須賀海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和19年10月 工事中
昭和19年11月 S19.6.6官房艦機密第3500号、10cm連装高角砲2基
昭和20年8月 引渡:
10cm連装高角砲2基、弾410発、S24射撃用電探1
3式陸用高射器1、94式2m測距儀、98式2m測距儀1
25mm連装機銃2基



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