砲術学校 防空高角砲台



左:米軍の航空写真USB15-R04-78(国会図書館)、北部、昭和19年11月1日撮影



左:米軍の航空写真USB15-R04-78(国会図書館)、中央部、右:USB15-R04-78(国会図書館)、南部



左右:米軍の航空写真M46-A-7-2-74(国土地理院)




横須賀海軍工廠、砲術学校付近にも無数の砲座が確認できる。昭和19年11月の航空写真では、砲術学校の校庭に3基の砲座と、4基+6基+4基の銃座が見える。また半島の中央部にも、2基の砲座(40mm連装機銃?)を中心に幾つもの銃座がある。
記録は錯綜していて良く判らない。中央部の北西側にあるドックは第六船渠で、この周辺に機銃陣地を造った記事は載っていても、砲術学校周辺に関する記事は無い。横須賀警備隊の管轄外だったのだろうか。


浄法寺朝美著の「日本築城史」と「日本防空史」には、勝力岬(砲術学校北東側の岬)に10cm連装高角砲2基との記述があるが、もしかしたらこれが中央部の砲座にあたるのかも知れない。ただこの人の記述にはいい加減な部分も含まれているので、裏づけとなる資料を探してこなければ何とも言えない。




日付 横須賀海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和年月
昭和20年8月 引渡:



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