小柴崎 防空高角砲台



左:米軍航空写真M46-A-7-2-3、右:M46-A-7-2-26(共に国土地理院)




横須賀の北側、現在は在日米軍小柴石油ターミナルの敷地内にある。
航空写真を見ると、2基の砲座と射撃用電探らしきもの、兵舎、それに幾つかの円座が見える。長浜公務員宿舎の辺りが射撃用電探の位置だろうか。探照灯や機銃の位置は不明。
いずれ返還されるだろうが、その際には見晴らしも良さそうだし展望公園として整備して欲しいものだが、恐らくは削られて消滅してしまうのだろう。




日付 横須賀海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和16年11月 昭和12年 官房機密5153号
8cm高角砲4、須式110cm探照灯1
ステレオ式2m測距儀1、毘式7.7mm機銃4
下士官11、兵77
昭和18年8月 施設一覧:8cm高角砲4
昭和19年11月 官房艦機密第6379号、8cm4を12.7cm連装高角砲2基に換装予定
昭和20年8月 引渡:
12.7cm連装高角砲2基、弾324発、S24射撃用電探1、2式陸用高射器1
98式高角測距儀1、96式150cm探照灯1、須式110cm探照灯1
25mm連装機銃1、25mm機銃2



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