米軍野戦食 3rd ヒーター
2002年6月12日更新



ヒーターも新式に。








参考:第2世代のレーションに入っていたヒーター。


第2世代のレーションのヒーターは、どうも石灰質を使用したもので、水を過剰に供給すると白いあぶくが溢れ出てきていた。しかしこの第3世代のレーションのヒーターは、ホッカイロと同様の鉄の酸化による加熱方式を取っており、鉄粉で多少黒く汚れる事はあっても、前みたいにひどい事になる事は無くなった。
ただ、熱の容量としてはパック1つ分が限度の様で、2つのパックを同時に温めようとすると、うまく配置して熱を無駄無く使ってやらないとうまく温まらない。慣れるまでは何度か失敗して硬い米を食わされてしまった。

コツとしては、水を分量通り入れた後、一度ヒーターに万遍なく水を吸わせ、発熱させた後にパックを突っ込み、ヒーターとパックの位置を調整すると言ったところだろうか。


使い勝手はなかなか良く、単品で売ってくれれば、ハイキングなどでカレーやご飯のレトルトパックの加熱に使えそうなのだが、製品が出ていないというのは単価が高くつくからなのだろうか。



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