L6のもうちょっと詳細〜

DOCモデルがインジェクションで出すとアナウンスはあるのでそちらを待つことも出来ますが、

このキットのデキもかなりいいのでオススメできますよ。
砲身は金属パイプに交換したのと、手摺りやフック、ライトあたりをディティールアップしただけで後は基本的に素組です。

気泡もかなり少ないので、サフ吹き後、目立ったところを埋めるだけでした。

ライトは、艦船模型でやり始めた同じ方法でやっています。穴をくり抜いて、中にライトを仕込み(銀塗装でも十分かと)、ガラスコートして、平面のライトにしています。
今回は、情景にあったフィギアをそれらしく作ってみました。イタリアのタンククルーと民間人をイメージしておりやす。

タンククルーは、ミリキャストのイタリア兵のメットを切り飛ばし、顔面だけプライザーの中からしかめっ面を使って、困った感じにしてみました。 メットからでている日除けの布はジャンクフィギアの薄削りをつなげてそれらしく(笑)

民間人はシーザーミニチュアからヒゲ面、トレンチ帽の首だけもってきて、プライザーのパーツの寄せ集めでポーズを再現、猟銃を真鍮パイプの組み合わせで、チョッキはパテを削ってラインを作ってみました。
この民間人は、私の最愛の映画「ゴットファーザー3部作」のシシリー島のシーンで、主人公と同行する現地人をイメージに、イタリア人っぽくしてみました(笑)。猟銃にロバってなんの職業だ!ってなツッコミがはいりそうですが、私のイタリアンはゴットファーザーのイメージが影響大!(一度は行ってみたいな〜イタリア旅行)
で、本体に戻ってきて(笑)

このキットの凄いところはこの履帯のデキです。初めから転輪・誘導輪のアールにあった曲げた状態で正確に抜かれています。組んで驚きましたが、長さと角度もバッチリでした。

よって35の様に、履帯だけの塗り分けて作ることができます!

ボギー式の転輪ですが、アール状のアームの根本がトーションパー(棒バネ)のサスペンションです。菱形の履帯の形状が味があっていいですね。

タンククルーの色はガッシュ塗りで、きつめの発色にしています。

「たぶん・・あっちの方じゃねえかのぉ〜」

「たぶんじゃなくて、頼むよおやッさん〜 土地のひとなんだろ〜」

「ブロロォォ・・」(ロバ)

みたいな感じです(笑)

後部の形状なんてまさにL3そのままですから、L3に脚周りの変更と砲塔を付けただけの車両といった感じですかね。
プリンチペ・ネッロからは、AB41装甲車等、マイナーながらイタリアならではのキットがリリースされています。 デキもいいので、今後の展開が楽しみなメーカーの一つですね。