ルノーR35・ルノーR40(ミニスケールファクトリー 1/76)

驚異のディティール、マニアックなアイテム選択とミニスケガレキの常識を変えたミニスケールファクトリーの制作です。今は絶版なのが惜しまれますね。
さて、このR35・R40ですが、オチキスでふれた通り、こちらの戦車は歩兵課の主力として選ばれた方の戦車。当時、鋳造で戦車を量産できたのはこのフランスだけで性能面ではドイツ戦車(1号や2号あたり)よりも勝っていました。(運用方法が根本的に違ってたのね)
そして、R40は更に足周りを強化した改良タイプということで、履帯の形状もシャールB1のようなタイプになっているのが特徴です。

今回は、この2両を使った複数車両のベネットをどう演出させるかがポイントでした。そこでトランプの登場(笑)。フランス独特の部隊マークもトランプのマークを使ってますし、トランプの上下対象のデザインをディスプレイのレイアウトに拝借して、複数車両の優劣を無くすことを狙ってみました。これができるのもミニスケールのサイズならではの演出にもなるかな〜ってな感じでございます。とにかく、フランスの戦車はその独特のアールのラインが特徴!独特の迷彩も相まって、その独創性が活かしています。


フランスのこの独特の迷彩は、目的よりも美しさを優先しているデザインですね。
R40の方の迷彩は、この車両に施した考証背景は無いのであしからず。

トランプはラスベガス土産から(笑)。使用済みトランプは再利用できないようにパンチで穴を空けられてます。
いや〜 トランプ1枚に2両も乗るこの小ささがとてもかわいいです!

ワインなんかを飲み交わしていると(笑)ワインのラベルは飲んべさんのをパクりました(ばきっ!)
トランプでババ抜きの最後の3枚ってのも良かったですね。

R40の方は内部再現をしたのですが、毎度のこと殆ど見えなくなりましたね(とほほっ)

この対称のレイアウトで並列を演出しています、どっちからも観れる様にラベルも両面に貼ってみました。

トランプ兵と言えば、ディズニー映画で特に好きな「不思議の国のアリス」を思い出します。

今回はいつものミニベネットながら演出と言う部分で遊んでみました。暗いトーンの戦車が少し華やかにはなったでしょうかね。

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