フランスのガレキメーカー、アルビーのキット。作り易さと成形の良さが抜群のメーカーで全般的にオススメです。このソミュアはフランスの戦車、インジェクションとしてはエレールが1/35と1/72でリリースしています。このアルビーのキットもどうやらこのエレールのキットを元に形成しているようで、エレールの欠点である砲塔の形状が間違っている部分も受け継いでいます(実は1/35でも同じ欠点がある)。その辺の修正を中心に今回は作ってみました。さて、独特のシルエットをもったこのソミュア。フランス侵攻時では走攻守そろったとても優秀な車両でした。しかし、数の少なさ、運用のまずさからこれを活かせず敗北してしまったとのこと。世界初の全面鋳造の車両でしたが、大量生産もされず、上下二分割にボルト接合された車体は実戦の衝撃でしばしば分解しちゃったそうです。フランス独特の丸みのあるデザインが全面にでており、兵器とはいえない雰囲気がたまりません(笑)。
ゲットしたアルビーキットはドイツ仕様だったので、無理矢理フランス仕様に変えました。
流用パーツは全てエレールのキットから持ってきています。
誰かが言ってましたが、ホント鏡餅みたいですね(笑)。
悔やまれるのは履帯の形状です!これはエレールのゴム履帯のモールドそのまま!(修正はさすがに・・・)
せめて砲塔だけでも!と修正してみました。左が修正前で右が後。ちなみに大きなヤツは1/35のレジン砲塔!
1/35でも同じく砲塔の形状が問題で、こんな別売りパーツがでてます。