今回のミニスケウェブコンのお題は装輪装甲車!作りたい車両はいろいろあったのですが、こじこじさんから譲って頂いたキットが、「あたいを作れ〜あたいを完成させろ〜」って手招きするので、この機会にということで作ってみました。「RIROさんならあの迷彩得意でしょ!」そんなプレッシャーのあるメッセージを添えて譲って頂いた(笑)このキット。35はもちろん、72でも市販されていない大変貴重なキットなんです。なんでも、一昔前のワンフェスでささやかに売られていた個人ディーラーの「KiKi」というメーカーで、こじこじさん曰く、もう出展を見かけないらしく今では幻のメーカーとのこと。ただでさえ複雑で難しいラインの車両を見事に再現した素晴らしい内容です。これぞ!ガレキ魂といった存在なんです。(見つけたら連絡して〜)
さて、このスコダPA-2装甲車!生まれは38t戦車で有名なチェコスロバキアで、時代にして1次大戦と2次大戦の間で生まれた車両です。当時の流行である前後どちらでも走向できる設計と360度の射界を可能にした4丁の機関銃が装備されています。またその独特の流線型のシルエットから「タートル(亀)」の愛称で呼ばれていました。その芸術的なフォルムが生産コストを高め、量産には不向きだったとのこと、しかし、走破性も高く、チェコの技術力の高さを見せつけた存在だっとのことです。
制作はパーツも10点以下の簡単な構成なので楽できると思ったのですが、意外と苦戦。理由の一つに資料が無さ過ぎることでした(笑)。3点のモノクロ写真だけが頼りと情報が少なすぎ。本もネットも何も引っかからないので、じゃあ好きにします〜ってな感じです(笑)当時のチェコ兵なんてのも結局分からなかったので、フィギアも適当ですよ(汗)。適当ついでに亀なんか作って遊んじゃいました。でも、この装甲車、なかなかカッコいいですな〜。貴重なキットを譲って頂いたこじこじさんに感謝です。そして、今回の主催のコウ中村さん!ご苦労様です!並びに参加者の皆様〜 ありがとうございました。
スポーツカーの様な美しいライン!実車もハンドメイドによる職人技で作られた装甲車なんです。
実車もさることながら、この車両の模型を形にした個人ディーラーの力量にも脱帽です!模型は楽しいですね〜。
装甲車とはいえ、5人乗りですからビートルの様な小さな車でも無いです。まあ、これは予想なんですが、この装甲車が
生まれた時期は、ピリピリした時代でも無かったのかなぁ〜って。何だか、のびのびとデザインしているような気がします
この縁取り迷彩パターンは1/3は写真を元に、後の2/3は適当です。カラーリングも個人的な予測でやっちゃってますから
考証的には全く参考にはなりません!(キットも無いのだから、だぶんそんな資料も出版されないでしょうね。)
こじこじさん!本当にありがとうございます!。一度もWF(ワンフェス)に行ったことがないのですが、
こういう貴重なキットがあると聞くと、一度、見に行って見たいですね。
さて、制作記ではありませんが、もうちょっと詳細を作ったので興味があればどうぞ〜。