2等巡洋艦 ノーヴィック 1/700(コンブリック)


レジンキットのコンブリックの工作です。ドイツで作られただけに、帝政ロシアの艦船にしてはとてもスマートなシルエットの巡洋艦。軽量クラスでとても足の早い巡洋艦であったとのこと。最高速度25.6ノットと快速を誇る日本の吉野をも越えた高速艦でした。その足の速さもあって、かなり優秀といった評価を受けています。このノーヴィックは旅順艦隊に属しており、同型の姉妹艦がバルチック艦隊にもいたので、その評価の真価が伺えます。日本海軍の水雷艇なんかを猟犬の様に追いかけ回していたらしく、刃物の鋭い切っ先の様なシルエットが情景を誘います。戦艦に搭乗していたマカロフ中将が最も愛した艦船というのも実用的な艦だった側面で、素直に格好いい艦船だと思います。史実では黄海開戦でボロボロにされた艦隊にあって、その高速を活かし、後一歩でウラジオストックというところで、日本の巡洋艦(千歳、対馬)によって沈められました。後に日本に引き上げられ、通報艦「鈴谷」として使われた歴史があります。


巡洋艦というよりは水雷艇と言ったシルエットですね。 一本マストってのも珍しいです。

最大速度25.6ノットは当時では驚異的なスピード!ドイツ的なスマートなラインもあって、見た目でも速そうですね。

あ〜ドイツらしいラインですね〜(うっとり・・)。ハンダ付けを覚えたのでマストの強度も抜群です! 

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