3号指揮戦車 K型 (MRモデル 1/72)


もうこればっかの3号シリーズですが、今回もやりたいことやっちゃいました。3号K型を使って指揮戦車と指揮者を掛けた駄洒落ヴィネット(笑)。もう、無理矢理のネタでございますが、要はK型を作りたかっただけでございます。
さてこのK型。3号の車体に4号の砲塔を載せたと聞けばわゆるゲテモノ的なイメージですが、記録写真なんかでみる限り違和感無くマッチしており、その実体が明らかになったのも後になってのこと。指揮戦車として通信機器の搭載を優先しなければならず主武装がダミーになったのがさすがに辛かったのか、主砲の火力と通信機器の両立を目指して4号の砲塔をのせたという苦肉の策だったのでしょう。でも何故かこれが格好いい!アンテナだらけな姿が活かしております。
今回は(も?)とことん悪のりといった感じですが、ミニスケとしての新しいアプローチも色々挑戦できたので楽しかったです。


ミニスケールで作るヴェネットだからミニヴェネット。今回はユーモア全面の悪のりがテーマでございます。

好みの別れる作風でございましょうが、まあ作者の癖と申しましょうかこういうのも好きなのでございます。

モーニングにバッチリ正装したコーラス隊に対峙する指揮戦車と指揮者(苦しい・・・、しかも日本語でか成立しないし!)

全然関係ないですが、ドラマ版の「のだめカンタービレ」も面白かったね。

水面は透明レジンを2層に分けて着色させて固めています。氷は食玩のジャンクパーツをそれらしく塗装で。

動物はお馴染みのプライザーです(ペンギンは南極、白クマは北極! じゃあここどこよ? 笑)

アンテナが3本!フレームアンテナが進化してスターアンテナとなったんですが、先端がスターだと感度があがるんでしょうか?

今回のK型は塗装も繊細に塗り分けたのと、小物もバーリンデン風に細かくゴチャゴチャさせてみました。

ハッチの開閉や内部のチラリズムではなく小物の存在でミニスケマジックを狙ってみた次第。

K型としては車間距離表示灯とキューポラハッチの開閉向きが嘘ですね(笑)

まだまだ3号戦車ネタはありますので今度はどんなアプローチで何型を作ろうかと(笑)いいね〜やっぱ3号は。

良かったら制作記もどうぞ。

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