3号戦車 G型 (ミニスケールファクトリー)


日本のガレキメーカー、ミニスケールファクトリーこと、kimkim氏の製品。AM誌の紹介で知ったのがきっかけで、そのデキの良さはピカ一!  驚異のディティールは世界一!  本当に素晴らしいデキです。

何も手を加え無くて充分!というか手を加えるところがありません。怖いのは、このメーカーの水準に慣れてしまうと、他が作れなくなること。もし、アルビー並のラインナップがあれば、海外のガレキはほとんど作らなくなると思います。少ないラインナップとはいえ、その製品は全て通好み! ティーガーはもちろん、4号戦車すら相手にせず、3号戦車・3突と車種も通なら、型も通!どちらも短砲身のモデルを再現されています。(私が特に3号好きなので、個人的には絶賛なのです)。もちろん、作りやすいキットなので誰にでもお勧めできます。残念なのは、もう製品として流通しないこと。2003年以降は1/72サイズで新たな展開に変わるそうなので、その完成を待ちましょう。


見事なディティールとプロポーションです!しかも、ほとんど素組状態!

起動輪と誘導輪が旧型!キューポラは新型のG!3号好きにはたまらない選択です!

いつもと違う塗料を使ったのですが、粒子が荒かったのです。エアーブラシはやっぱりラッカー系が一番

しっくりきますね。(色数が少ないのが欠点ですが・・・)

こちらはジャーマングレーのバージョン。ジャーマングレーは面ごとにグラデーションをつける方法が好きです。

フィルターとして白の油絵の具を薄くコーティングすると質感が変わります。

1/76でこのディティール!ミニスケの可能性を強く感じる作品です。

(絶版とのことですが・・是非とも復活、もしくは72での再現を願います)

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