MIG-15bis /(MIG-15-UTI)  1/144(Ozmods)


Mig-15の144と言えば、このキット。簡易インジェクションといった難物キットではありますが、完成させれば雰囲気の良いキットです。以前に作った複座型のMIG-15-UTIが唯一の144製品だったのですが、私の熱烈なラブコールに応えて(ウソ)めでたく単座型がリリースされたのです。単にキャノピーを変えただけと思っていましたが、実はしっかりとリニューアルされていたりして、とても謎なタイミングと戦略のメーカーです(笑)。
さて、このミグ15。冷戦時代の幕開け、ジェット時代の幕開けを飾ったソ連の局地戦闘機ということで一躍有名になった機体です。実戦に投入されたソ連初のジェットですが、西側の名機F86セイバーのやられ役といったイメージもあって、イマイチな性能といった印象が強いようです。しかし、実はかなり優秀な機体だったらしく、局地戦闘機として爆撃機のB-29を脅かし、その安定した性能もあって、かなりの広範囲の国に配備された名機だったとのことです。とても好きなデザインの飛行機で、エンジンにそのまま羽根とコックピットをつけた感じが活かしています!丁度、レシプロ機からジェットに移行する時代であり、このMIG-15はレシプロ機と同じ様な大きさというのもかわいいですね。キラキラした銀塗装でプロペラ無しに飛ぶ姿は、当時、かなりショッキングな新兵器だったと思います。


葉巻に羽根をつけた感じですよね(笑)。なかなか難易度が高いキットですが、完成させれば良い雰囲気だと思います。

新キットはパネルラインのモールドがはっきりしました(奥のが複座の初期モデルです)。パネルによって微妙に発色を変えた

銀塗装に挑戦。塩ビのキャノピーは144ではいいですね〜

各種アンテナ、主脚の支柱、機首の機銃等はデティールアップしてます。こういった機体の注意点として

テールヘビーにならないように、機首にしっかり重りを仕込むことは忘れずに!

墨入れをちょっと錆色で施してみました。この調子でMIG-17もリリースしてほしいな〜

かなり盛り上がりを見せている144飛行機! この機体ももうそろそろ新キットが登場するのではないでしょうか!

なんと!相手方のF86(ハチロク)は素晴らしいキットがリリースされております! 嬉しいですね!

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