札幌訪問記2001年6月

2001年6月21日 〜 30日

ねこ!ねこ!ねこ!

お兄ちゃんのところには猫が2匹いる。保護したのだが貰い手が見つからないまま結局飼うことになってしまった。友達と1匹ずつ引き取ったのだが、留守がちの学生は猫をあまり構ってやれず、どうせなら2匹一緒の方が飼い主も楽だし、猫も楽しいだろうと、1ヶ月交代で面倒を見る。空とママが行くと決めた期間、ちょうど猫達はお兄ちゃんの所にいた。全く駄目なら仕方がないが、なんとかなりそうだったら猫との同居も空のためになるかな〜〜 友達のところに引越させず、そのまま空との同居が始まった。
最初は空をバリケンにいれ、猫と対面させる。猫はなんだなんだとばかりにバリケンを隙間から覗き込むが、空が身動きするとふぅ〜〜っと威嚇する。空はバリケンの中でさえ恐がって萎縮してしまった。。。
2、3時間もすると猫も空の存在に馴れてきた。空も同じ。そこで、バリケンのドアを開けっ放しにした。空はそろそろとバリケンから顔を出す。だが猫を見つけると慌てて奥に入り込んでしまった。猫は離れたところにいるが、時々バリケンに近寄ってみる。空が動くとふう〜〜っ!
空がバリケンの中にずーーっといるのも可哀相なので、今度は猫をケージに入れて、空を自由にしてやる。空はしばらく辺りをうろうろ。猫のケージに近寄ってみたり。またまたふう〜〜っとやられると、慌ててケージから離れる。
そろそろ潮時かと、空を散歩に連れ出す。帰ってくると、空は自主的にバリケンに入る。ドアはそのまま開けておく。お互いに大分馴れてきたようだ。空はときどきバリケンから出て、床でくつろぐ。しかし、猫のいる方を見ようともしない。この日はバリケンのドアを閉めて、眠った。
翌日は朝からドアを開けておく。空もバリケンを出たり入ったり。猫も部屋の隅の方でうろうろ。思ったよりも早くなれそうだ。
3日目になると、お互いに1m位まで近付けるようになった。それでも空は猫が通過する時そっぽを向いて、目を合わせないようにしている。しばらく同じ状態が続く。
1週間目にはすれ違った時お互いの体が触れあっても気にしなくなった。相変わらず空はそっぽを向いているが。。。空は時々猫のフードを失敬したり水を飲むようになった。猫も空の水を飲み、フードも狙うが食べはしない。空の緊張状態もほぐれてきた。
とうとう9日目、家に帰る前に写真を一緒に撮ろうと目論んだ。ベッドの上に3頭並ばせ、写真をぱちぱち撮る。合間にちょこっとずつ位置をずらし。。。空はまたまた緊張し目を背けたが、猫はもうリラックスしっぱなし。斜へそ天で空に足を掛けるに至った。
ちなみに猫社会にもボスがあり、茶色のにゃあ(♂)が群れのボス的存在。黒のハス(♀)はただただにゃあに従う。