パパに続け〜 空のショーチャレンジ物語

 

2001 FCI アジアインターナショナルドッグショー

2001年3月31日(土)

東京ビッグサイト

ブリード ジャッジ  アルバート ワイト (イギリス) 


出陳コーギー数 133頭

クラス

オープン

自家繁殖

ジュニア

ヤングアダルト

アダルト

ジュニア

ヤングアダルト

アダルト

チャンピオン

合計

10

12

23

65

13

10

21

68

単独展となったコーギーの審査時間は8時30分から12時10分まで。グルーミングと心の準備に十分な時間を取るためには会場に早く到着しなければならない。出発は5時。まだ暗い。高速道に入る頃には霧雨が降り始め、やがてみぞれ混じりの雨に。年度末の土曜日ということで、朝早いにもかかわらず、交通量が多く、みぞれとあいまって2kmの渋滞の表示が出ている。結局小菅葛西間は自然渋滞でのろのろ運転。葛西を過ぎると渋滞は解消し、ビッグサイトには予定通り6時15分に到着した。屋外の駐車場から空を濡らさず運ぶために空を入れて合計18kgほどのバリケンを運んだが、重くて手がちぎれそう!天気が良ければ、空を歩かせることもできるのにと天気がうらめしい。先日の東京インターは雪でショーの開始が遅れたが、まだ雪の方が犬が汚れずにすむ。空をバリケンごと乗せることのできるキャリアをやっぱり買わなくっちゃ!!こんな大変な思いは二度とごめんだわ。

千葉西ウエルシュコーギーペンブローククラブのショー仲間では2番目に会場に到着。他の仲間たちは渋滞に掴まっているようだ。やがて仲間が集まり、見学応援組のみりんファミリーや半蔵母さん、ジョジョパパ、ジョジョエリママも到着する。とりあえず会場をぐるっとひとまわりして下調べ。グッズのショップもサラッと見るが、出陳が終わっていないので落ち着かず、何も買わずじまい。やっぱり空をグルーミングしてリングでちょこっと練習した方が良さそう。いつものことだが、きょうも空の動きは練習ではとても良い。また本番ではだめなのかなぁとちょっと余計な心配をする。

コーギーの審査が始まった。半蔵母さんもみりんファミリーもジョジョパパ、ジョジョエリママもリングサイドに陣取って、見学応援スタンバイ。全国からたくさんのネットコーギーがエントリーしているので、応援する方も大変だわ!!私は空をバリケンに入れ、リングサイドで観戦し、イギリス人のワイトジャッジの審査の様子を見る。ワイトジャッジはトライアングルの歩き方に不満らしく、盛んに通訳を介して注意をする。どうも歩くスピードが速すぎるのとトライアングルで描くラインが気に入らないようだ。まっすぐ歩いて直角に左に曲がってまっすぐ歩き、ふたたび45度曲ってジャッジの方に歩いて来て欲しいのだが、だいたいのハンドラ−たちは円を描くように角を歩いてしまうのだ。何度も注意を繰り返すうちにやっとハンドラーのスピードが落ち、ジャッジの望むように歩くようになり、注意も減ってきた。審査は牡のオープンジュニアに始まりヤングアダルト、アダルト、自家繁殖ジュニア、ヤングアダルト、アダルト、そしてチャンピオンと続き、いよいよ牝の部に入ってきた。私はパドックに戻り、空をバリケンから出し、もう一度簡単にグルーミング。リードをつけ、リングサイドでスタンバイする。

いよいよ空の属する牝アダルトオープンクラスが始まった。10頭の牝アダルトがまずぐるっと1周、そして床の上でステイ。それから触審台の上で個体審査。空は最近触審台の審査がうまくいかない。レバーが欲しくて動いてしまうのだ。そのため家でもレバーを使って触審台でかなり練習した。しかしやはり後脚を動かしてしまう。かなり苦労してステイをさせ、個体審査を受ける。次は歩様審査。ゆっくりとしたスピードでトライアングルを丁寧に作って歩く。きょうの空の歩様はとても良かった。私の少し前をしっかり歩き、時々アイコンタクトもできた。ワイトジャッジは、にっこり笑って Thank you! と言い、よい感触を得たのだが。。。個体審査が終わって、全員でぐるっと一周し、ふたたび並んでステイ。空のステイを保ちながらジャッジがピックアップするのを見ていた。が。。。空はピックアップされず、4席までの入賞に届かなかった。。。

空と一緒にショーにチャレンジするようになって間もなく2年になる。昨年は空のヒートのせいで棄権せざるをえなかった年に1度のお祭り、アジアインターナショナルドッグショー!今年は無事審査を受けることができた。入賞することはできなかったけれど、思うように歩くことができたので、とても満足。来年もエントリーできるといいね、空!


画像提供 半蔵母さん


画像提供 りんパパさん

ジャッジが見ています。緊張!!

足の位置を直します。


画像提供 りんパパさん


画像提供 半蔵母さん

触審審査前のひととき。ちょっとリラックス。

ナイスポーズだけど、
空は後のプロハンドラ−さんに注目!


画像提供 るいらんまま


画像提供 半蔵母さん

触審審査。顔を見ています。

プリプリお尻が目立ちます。(^ ^)


画像提供 華パパさん

最後にピックアップを待ちます。ふたたび緊張!

審査の様子はみなさんからいただいた画像を使わせていただきました。画像を下さった方々に感謝!!ただ歩様審査の良い写真がありません。良い写真をお撮りになった方がいらっしゃったら、画像をいただけると幸いです。

空の出番が終わったので、続くコーギー牝自家繁殖クラス、チャンピオンクラス、BOB選を観戦。最後に名誉会長賞をかけた牡のBOBマイケルくんと牝のBOBスカリーちゃんの対戦は、マイケルくんに軍配があがりました。ちなみにマイケル君はアジアインターナショナルドッグショーのベストインショーにも選ばれました。このアジアインターナショナルドッグショーにエントリーしたショードッグの最高峰がマイケルくんということは、コーギーファンシヤーとしてとても嬉しいことです。

その後、見学応援に来ていたネッタ−さん達とお喋りし、写真を撮り、ショップでお買い物。でもこの頃にはめぼしいコーギーグッズはもはや売り切れ。空のおもちゃを少し買うだけでした。(_ _);

会場でお会いしたネットコーギーちゃん達のお写真をご覧下さいませ。

みりんちゃん

名古屋の空ちゃん

トライののんちゃんと空

BOWくん

ひなちゃん

トライの麿くんと空

ぽん子ちゃん

カーディガンのつづきくんとマジックちゃん

ジェイドくん

胡蝶ちゃん

つづきくんの豪快なお顔

めいちゃん

しいちゃん

ゆいちゃん

空のドッグショー チャレンジ記録