宮崎



左:米軍の航空写真(R200-11、国土地理院)



左:米軍の航空写真(R235-143、国土地理院)


昭和20年8月の配置図を見ると、南宮崎駅の東と南とに高射砲中隊と機関砲隊のマークが描かれている。航空写真を見ると、恒久小学校の東隣の空き地に砲座の後らしい円形の地形が写っている。これを右端として6門の砲座が北向きに扇状に並んでいたような感じもするが、ただ多少とも大きすぎるような気もする。まあちょっと判らない。
南の機関砲隊の方は航空写真からは何の痕跡らしいものも見つけられなかったので、配置図に近くてそれらしい場所をプロットしておく。

またこの南東にある宮崎空港には当時海軍の宮崎航空隊があり、空港の西方一帯に高角砲8門、機銃33丁、探照灯2基が配置されていた。



日付 高射戦記、砲兵沿革史、復員省資料等による記事
昭和20年6月 高射砲第136連隊 高射砲第12中隊 7cm高射砲6門(新設備砲未着)
昭和20年8月 高射砲第136連隊 高射砲第12中隊 7cm高射砲
特設第3機関砲隊 13mm4門