高鍋



左:米軍の航空写真(R169-94、国土地理院)


昭和20年8月の配置図を見ると、高鍋駅の北、小丸川の河口付近に機関砲隊のマークが描かれている。航空写真を見ると、河口の中洲に複数の円形窪地と施設跡らしい痕跡とが写っている。この円形窪地は直線に並んでおり爆弾痕かもしれないものの、施設らしい痕跡は比較的明確で、この付近にあったと思われる。
また、高鍋には昭和20年6月時点で高射砲中隊が配置されていたか、もしくは配置が予定されていたようだが、終戦時には大牟田に移動している。




日付 高射戦記、砲兵沿革史、復員省資料等による記事
昭和20年6月 高射砲第136連隊 高射砲第11中隊 7cm高射砲6門
昭和20年8月 海軍第3機関砲隊 25mm6門