東諫早(深海) 特設見張所







引渡目録での配置図


位置不明。

諫早市の北東側、現在の高来町付近の地名らしく、戦時日誌の地図でもその辺りに印が記入されている。また米軍海兵隊第5師団の資料の地図によると、諫早駅の北東のトンネル辺りと、上山公園付近に探照灯マークがあり、合わせて3基と書かれている。しかし航空写真を探したが、いずれもそれらしい場所が見当たらなかった。

深海として戦時日誌には出てきていても引渡目録には出て来ない。しかし別途、東諌早として建物リストと配置図が書かれていることから、深海が途中で東諫早に名称変更されたのではないかと思われる。




日付 佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和20年5月 5/10、照射所新設工事着工(深海)
昭和20年6月 官艦7276号、5/10、96式150cm探、新設工事開始(深海)
昭和20年?月 引渡(東諌早):

諫早砲台と合わせて:
12cm4、25mm4、13mm2
高射装置1、測距儀5、電探1、探照灯3、管制器3、双眼鏡1、発電機1

東諌早のみ:
兵舎 木造平屋丙級1 40m2、電源所 隧道1 20m2
烹炊所 木造平屋1 20m2





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