その他の防空砲台
長崎(稲佐山) 防空砲台
開戦当初には長崎の稲佐山に海軍の防空砲台があったようだが、大村基地の防空強化の為か陸軍との線引きの為か、昭和18年3月に皆同に移転されてしまう。
陸軍の砲座は米軍の航空写真に写っているので場所を確定できるものの、海軍の砲台がどの辺りあったかは写真からは判らなかった。
日付 |
佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事 |
昭和16年12月 |
配備一覧 |
昭和17年2月 |
配置図:8cm2、110cm探照灯1 |
昭和17年5月 |
配置図:8cm2、110cm探照灯1 |
昭和18年3月 |
官房艦機密988号、長崎砲台を皆同に移転工事中 |
昭和18年4月 |
長崎稲佐山高射砲台を皆同に移転工事完了 |
相浦(日野) 防空砲台
相浦にあった海兵団に8cm高角砲が2門あったらしい。引渡時には日野として出ているが、砲数が同じで場所が直ぐ隣りなので、恐らく相浦のものかと思われる。
日付 |
佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事 |
昭和18年5月 |
配置図:8cm2 |
昭和19年9月 |
配置図:8cm2
付表記事:相浦海兵団にて編成 |
昭和20年?月 |
引渡:
8cm2(日野)
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左石 防空砲台
佐世保市の北側の、左石にも高角砲が配置されていたらしい。詳細不明。
日付 |
佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事 |
昭和20年?月 |
引渡:
8cm3
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野口 防空砲台
場所不明。終戦間近に工事が始まったものの、引渡目録には出てこないので、備砲されないまま終戦を迎えたのかもしれない。
日付 |
佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事 |
昭和20年6月 |
官艦7276号、6/13、12cm新設工事開始 |
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