皆同 防空砲台






左:戦中の米軍の航空写真(USB15-R16-512、国会図書館)


左:戦後の米軍の航空写真(R172-8、国土地理院)、右:引渡目録での配置図


大村基地から北北東へ4km程の位置にある皆同町の丘の上にある。すぐ南に福重出張所があり、またこの南側の川の北岸に大村航空隊の飛行場があったらしい。砲台のあった丘は今富城跡で、今富城を紹介したHPには砲座か探照灯台座らしいコンクリート構造物と、兵舎裏の土留めの石垣の写真が載っている。





日付 佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和18年3月 官房艦機密988号、長崎砲台を皆同に移転工事中
昭和18年4月 長崎稲佐山高射砲台を皆同に移転工事完了
昭和19年7月 機佐鎮命220号、7/27、田島岳の8cm2を移装
昭和19年9月 配置図:8cm4、110cm探照灯1
昭和20年4月 配置図:8cm4、110cm探照灯1
昭和20年?月 引渡:
8cm4
測距儀1、110cm探照灯1、発電機1

兵舎 木造平屋1 180m2、指揮所 木造平屋1 40m2
弾庫 堀開耐弾2 40m2、付属家屋 木造平屋3 36m2



ここから以下のページへいけます。