盲目原 防空砲台






左:米軍の航空写真(M118-12)





引渡目録の配置図



航空写真を見ると、目暗ヶ原にある標高366mの三角点付近に2基の砲座と、その周辺に幾つかの施設が写っている。現在車道から伸びている道(地図の点線)は軍道のようである。
地図を見ると砂利道でも砲台まで車で行けるかとチャレンジしてみたが、地図の赤×の場所までしか入れなかった。時間も無かったので諦める。南側の旧軍道の道は、電波塔の保守道になっているので車では入れない可能性がある。

砲座がある付近には、風力発電の風車が建てられているようである。遺構がどうなっているかは不明。






日付 佐世保海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録による記事
昭和16年12月 配備一覧
昭和17年2月 配置図:8cm4、150cm探照灯1、聴音機1
昭和17年5月 配置図:8cm4、150cm探照灯1
昭和19年9月 配置図:8cm4、150cm探照灯1
昭和19年11月 官房艦機密6379号、12.7cm連、11/4設置完了
8cm1還納、12.7cm連1装備中
昭和20年4月 配置図:12.7cm連2、150cm探照灯1
昭和20年?月 引渡:
12.7cm連2、13mm6
高射装置1、測距儀2、探照灯1、管制器1、直流発電機1、8cm双1、発電機1

兵舎 木造平屋1 380m2、射撃指揮所 レンガ造平屋1 55m2
弾庫 レンガ造平屋2 80m2、付属家屋 レンガ造平屋2 150m2
弾庫 隧道1 20m2



ここから以下のページへいけます。