航空隊周辺、他






現在の詫間電波高専付近が航空隊跡である。この基地の周辺にも防空機銃砲台が配置されていた。引渡目録に描かれている地図から場所が確実なのは、西側の小山にある貯水場付近にある天神山砲台だけで、八幡山砲台は場所が不明である。一応香田西集落の西側の尾根筋に入ってみたが、標高140m付近には何も無かった。恐らくその北側の標高50m付近かと思われるが、山が荒れていて入れる状態でなかったので探索していない。




天神山砲台


左:平坦地南側、右:平坦地北側



左:円形窪地を南から、右:同左を北から



左:竪堀?、右:同左



左:天神山の貯水場、右:同左付近から塩生山を望む


貯水場の南側付近かと思われるが、はっきりとした遺構は直径約2mの円形窪地が1ヵ所のみである。貯水場への道の少し脇に斜面に沿って大きな溝があるが、こちらは中世城郭の竪堀かもしれない。





航空隊付近


左:航空隊跡付近の防空壕、右:同左



左:航空隊跡地南側(詫間電波工業高専)、右:同左北側(神島化学)


基地跡周辺の道路沿いには防空壕が何ヶ所か残っている。




砲台名 引渡目録による記事
八幡山砲台 25mm連装機銃架台3、25mm単装機銃架台3
天神山砲台 13mm機銃架台2