北郷 防空高角砲台





左:航空写真M182-2-131(国土地理院)、右:米軍の航空写真M182-2-93(国土地理院)




船岡の南東10kmにある四方山の山頂に北郷防空砲台があった。航空写真を見ると施設とそこに至る軍道が写っているものの、昭和27年の写真であるためか砲座は判別できない。
現在は山頂は整備され展望台が建っているところから、恐らく砲座等は残っていないと思われる。また南東下の兵舎らしき平坦地は航空局の通信所になっており、以下同。ただ山に入れば何かしら残っているとは思われる。



資料:
女川防備隊 移管目録 C08011058000(アジア歴史資料センター)
日付 女川防備隊 移管目録による記事
昭和20年8月 12cm高角砲4
98式4.5m高角測距儀1、2式陸用高射装置2型改一1
須式150cm探照灯1、12cm高角双眼望遠鏡1
99式小銃5
12cm高角通常弾薬包800、91式時限信管811
88式時限信管2型110、91式伝火筒改一800、莢2号撃発火管890
17K直流発電機配電盤付1
兵舎付属家3、自力発電機室1、油庫1(地下二式)
砲台電源室1、弾薬庫2(地下二式)



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