ビルシュタイン地獄変

2009.11.14 更新

遂に昇天されました。





飽きっぽい性質である。

車も同様で、これまで3台の車に乗ってきたが、車検を通した事が無い。


○これまでの遍歴

1台目は、マツダのカペラカーゴGT(H4年式)
入社1年目の秋に50万円で購入したが、2ヵ月後に信州へスキーに行った際に自損事故で左後部を思い切り凹ませてしまう(シャーシも歪む)。
おまけにスプリングが硬いのか、継ぎはぎ舗装道で脊髄を痛めてしまいそうなショックを受けるし、シャーシもミシミシと音を出す。150PSはある筈なのに、思ったよりも加速性が無い。と、結局1年で飽きる。

2台目はスズキのKei(TypeE、新車)
事故2回(軽いやつ)で保険の等級が1まで上がってしまったので、軽自動車にしようとVivioのRX-Rを探すが見つからず、諦めてKeiを新車で購入。
いい車だった。車重が軽いので(770kg)燃費は良いし、ツッタカターってな感じで良く走る。
しかし、こちらも納車2ヵ月後に土手から落ちる
自損で保険も降りず、泣く泣く自腹で修理。しかしシャーシはしっかりしており、後2年半乗ったが問題は無かった。
しかし、4人乗せると坂を登らない。コーナリングも悪く、柔かいバネと高い重心で転がりそう。更に120kmを越した辺りから急に車体が浮いて怖い。
サスペンションを交換して車高を落とそうかと考えたが、結局車検を前に買い換える事にする。

3台目はレガシィ。(H7年式、BG5A、TX-S)
初心に返って、レガシィ。本当はこれに乗りたかったが、金が無いのでカペラになったのだ。
これまでの3台の中では断然に良かった。ノンターボSOHCで馬力は無いが、乗り良い。コーナリングの良さは、Keiとは比べ物にならない。
しかし、やはり馬力が足らない。せめてTS-Rにしておけば、いやちょっと位無理してでもBH5にしておけば、等と後悔目白押し。その内にマツダからアクセラが出たので、アクセラに乗り換える事にする。

…筈だった。
マツダのディーラーで15Fと20Cの試乗をして足回りの良さに感激した夜、トンと背中を一押しして貰う為に名古屋の支部長に電話をした。
「一応レガシィなんだし、勿体無い。もう少し乗れば?」
背中を押されるどころか引っ張られてしまうとは。

しかし、支部長の答えも一理ある。タイヤ交換も含めると90万円近い出費をしている上に、大きな事故も無く、走行距離も5万5千キロで、年式こそ9年目だがまだまだ乗れる。会社を辞めるだ何だと言っている所へ、新車購入は懐にも痛い。

といって、飽きてしまったのはいかんともしがたい。何かリフレッシュをしなければ…と考えている内に行き着いたのが、「サスペンションの交換」だった。



これまでに色々なレガシィ乗りのHPを見てきた中に、ビルシュタイン製サスペンションに交換して「良かった」というものが2,3あった。それを読んでいた頃は足回りの交換に10万円もかける気は無かったが、新車を購入するのと比べたら、屁みたいな金額である。
以上から、ビルシュタインサスの導入を決定、早速にヤフオクでGT-B用スバル純正ビルシュタインサスを落札し、背水の陣を敷いたのであるが、まさかこれがあの辛く苦しいビルシュタイン地獄の始まりになるとは思いもしなかったのである。



○リフレッシュアイテムの一覧
地獄のサスペンション交換
GT-B用スバル純正ビルシュタインサスペンション(ショック、アッパーマウント付き)
GT-B用純正スプリング(F:2.7kg/mm、R:2.3kg/mm)
HKS製ダウンスプリング(SF002、適応車種不明、F:3.9kg/mm、R:2.6kg/mm)

フェイカー製マフラー
HKS製エアフィルター
NGK製イリジウムプラグ(IRIWAY7)
・NGK製プラグケーブル(パワーケーブル 14F)

リアバンパー
Victor製CDデッキ(KD-C424-S MP3対応)
かいおん君(ボンネット裏のインシュレーター)
ビルシュタインエンブレム




○参考HP
RON's LEGACY
レガシィ専用HP



○サスペンション交換

NA車にGT-B純正サスを取り付ける際の問題は2つある
(1)GT-B用純正ビルシュタインのサスペンションは、ロアシート(バネを受ける下側の台)の位置が通常のものよりも2cm高くついている為に、通常のスプリングが使えない。
(2)GT-B用純正ビルシュタイン用の純正スプリングは、当然にGT-B用に作られている為に、NA車に取り付けると車重の関係でフロントが約2cm浮く(車種による)。

つまり、如何にしてフロントを浮かせない、そして丁度良いバネを探してくるかが鍵である。

参考にしたHPでは、フロントはBH5用のショックにアイバッハ(4.1kg/mm)を組み込んだものを、リアには純正をそのまま組み込んだとあったので、それを参考に純正のサスと、HKS製のノーマル車用ダウンサスとを購入しておいた。



前準備
今回購入したショックにはアッパーマウントもついていたので、リア・フロント共にHKSのダウンサスを組み込んでおく。
寮の倉庫に置いてあった安物のスプリングコンプレッサーを使ったので、かなり疲れる。道具は良いものを使いたいものだ。ともかく2時間程で、4本分の組み込みが終わる。



交換の際の注意:
ジャッキアップの際には馬の他に、外したタイヤを配置。
また予めブレーキホースの固定部を金鋸で切断、外しておく。


左:何が起こるか判らないので念の為、右:ブレーキ固定具の切り欠き方



交換(第1回)
11月6日(土)
F:TX-S純正サス→GT-Bビルサス(HKSダウンサス)

まずはリアのサスペンションを取り外すのだが、下部のボルトが取れない。幾つかのHPに「死ぬほど硬い」とあったのだが、実際にやってみるとその硬さの度合いを思い知らされる。思ったよりも狭くて、力もかけ難い。(スピナーハンドルは必須とあった)

このボルトが外れない…

安物の電動インパクトレンチは1時間もしない内に故障。
近所で買ってきた物干し竿はあっという間にひん曲がる(当たり前だが)
窮状を見かねて寮長が助っ人を呼んできてくれるが、この修繕船職場上がりのおっちゃんが50cm程の頑丈な鉄パイプをかまして挑戦しても駄目。
4時間ほど粘ったが駄目なので、タイヤを付け直してコーナンへ。Φ20mm、長さ1mの鉄棒と金具、それにネジ緩め剤とを買って来る。

今度は気分を変えてフロントに挑戦。(フロントの上部ボルトは偏心ボルトでキャンバー調整を行うので、取り外し、取り付けの際は注意…って、素人の手に負えるもんじゃないけど)
スピナーハンドルに1mの鉄棒を金具でがっちりと固定し、長いレバーに体重をフルにかけてゆっくりと力をかける。ボルトには緩め剤をたっぷりとつける。
しかしこの新兵器の投入にも関わらず苦戦は続き、1時間以上奮闘した結果、鉄棒が折れるんじゃないかと言うくらいの力をかけて、漸く「パキ」と緩む。(薬剤をネジ部に塗って留めてあるようだ)
日も暮れかけていたので、大慌てで交換。しかしフロントの交換が終わった時点で日没を迎えたので、リアは翌日にずれ込む。



●交換(第1回)その2
11月7日(日)
F:TX-S純正サス→ビルサス(HKSダウンサス)

日が変わって、残っていたリアの交換。
新兵器の投入にも関わらず、大苦戦。フロントのボルトよりも硬い。
2時間程して、漸く外れる。


左:フロント。ロアシートが2cm高い、右:リア。こっちはそうでもない

そして交換、という段になって、アッパーマウントの位置が微妙にずれている事が判明。微調整をするが、中々上手く行かない。30分程四苦八苦してどうにか合う。
(重りに糸を付けて下げて、アッパーマウントの位置合わせの穴の位置とショック本体の中心とを合わせるのと、スプリングを緩める際に、スプリングのズレを細目に直して置くと、合いやすい。)


左:リア上部、留め具を1本外す以外は嵌め込みだけ、右:漸く組めた


車高の目安として、ホイールのリム端からフェンダーまでの距離を計っておいたが、
フロント:18cm → 17.5cm、リア:18cm → 17cm
になる。計算だとリアは18cmなのだが、どうも購入したスプリングは2WDかセダン用で、リアの設計荷重が軽くなっていたので、その為だろう。

試乗
スプリングが硬くなったのでコーナリングは同じ車かという位に良くなる。またブレーキ時の前のめりも無くなった。
しかし、硬い。ロードノイズを拾いまくり、乗っていて疲れる。それから、アライメントが大幅に狂っているのか、ハンドルから手を離すと自然と左へ曲がり始めてしまう(笑)。ああ、怖い。

50km程走って帰り、車高を計ったところ、
リア:18cm → 16cm
2cmも前上がりである。あの硬さといい、洒落にならないのでリアだけ純正に戻す事にする。

また、この2日間の作業で全身筋肉痛になる。完治するまでに1週間近くかかってしまう。



●交換(第2回)
11月22日(土)
F:HKSダウンサス、R:HKSダウンサス→GT-B純正サス

2週間後の土曜日、リアのバネの交換作業。
5時間ほどかかる。スプリングコンプレッサーでの圧縮・圧縮解除の手間と、アッパーマウントの向きの調整の手間とが、思った以上であり、これなら1本5000円でオートバックスにでもやってもらった方が楽である。

翌日に試乗。150km程を走ってくる。
ロードノイズは幾分か減ったが、その代わりにリアがフワフワする。山陽道を走ってみたが、とてもこれではいけない。
リア:18cm → 17.5cm(右)、16.5cm(左)
左右で高さが違う(笑)
サスペンションがへたっているのか、ダンパーがいかれてしまったのか。ともかく要交換である。
(後日談:前の固さの割に、後が柔かすぎたので、跳ねていただけらしい)



●交換(第3回)
11月28日(日)
F:HKSダウンサス、R:GT-B純正サス→HKSダウンサス

1週間後の日曜日に、リアをもう一度HKSのバネに入れ直す。しかし、取り付けの際にリアのアッパーマウントの固定ボルトをネジ切ってしまう。アッパーマウントの部品代で6000円の出費。


試乗
150オーバーでの安定性は良い。しかし、ロードノイズが。
フロントを純正にしてみることにする。



●交換(第4回)
11月28日(日)
F:HKSダウンサス→GT-B純正サス、R:HKSダウンサス

翌週、フロントを純正に戻す。
フロント:18cm → 20cm
予想はしていたが、実際にその前上がり姿勢を見ると気が滅入る。

試乗。乗り心地は断然に良くなる。どうして最初から純正にしなかったか。
ただ車体が前上がりになっているので、特に左折が難しい。前後差4cmだし。



●交換(第5回)
12月11日(土)
F:GT-B純正サス、R:HKSダウンサス→GT-B純正サス

後も純正に戻す。ついでにねじ切ってしまったアッパーマウントの部品も交換。1本当り1時間。10本も交換していると手際よくなった。

試乗。
交換以前の乗り味に近い。何の為のビル足交換だったのか。ただ、乗るとしたらHKSダウンサスよりかは純正サスだろう。
帰って車高を計ってみたら、
フロント:18cm → 19.5cm、リア:18cm → 17cm
うー、2.5cm差か。悩ましい。



足掻きの最中に得た、為になるアイテム情報:

○BE5のStiサス

バネレートが2.7kg/mm(NA用で2.3kg/mm)。ただし、BH用なのでバネの上部がBGとちょっと違う(BGのバネは上も下もΦ17.5cmだが、BHのバネの上部は少し小さくなり、Φ15cm程である)。
ただ、他は共通部が多いので、アッパーマウントのバネ受けだけをBHにすればいけるのではと思い、ヤフオクで幾つか狙ってみたが、8000円以下では落札できず。相場はスプリングのみでも1万円前後。HPにそういう情報も無く、博打半分のものに1万円も突っ込む気にならずに諦める。
初めからこれを狙っておけば。


○タナベのダウンサス、NF210
タナベのNFシリーズは、バネレートがノーマルに近いまま、30mm前後の車高を落とすというものらしい。調べてみると、ノーマル用のものだと、F:2.7kg/mm、R:2.3kg/mmと、理想的なバネレートだ。ロアシートの位置の違い、車重の違い等を入れても、今の純正サスよりかは増しである。しかし、気が付くのが遅すぎたのと、流通が少なくて新品が25000円で出ている他は全く見つからなかった。
初めからこれを狙っていれば。


このままだと年を越してしまうので、前後純正のままで、一度アライメントを取ってもらう事にする。



●アライメント調整
12月17日(金)
F:GT-B純正サス、R:GT-B純正サス

ディーラーの工場に持って行く。計測12000円、調整1箇所2000円だが、アライメントが狂いまくっていたので、6箇所全部調整で、税込みの25200円。


翌日、試乗で300km程走ってみる。
日が経って落ち着いてきたのか、それともアライメントの調整が効いたのか、乗り心地が大分良くなる。減衰力が下がった為に、コツコツとロードノイズを拾い気味ではあるが、交換前と比べてコーナリングが良い。アクセラの乗り味に近くなった。これなら、高い金を出して足回りを交換した甲斐があると言う物だ。

しかし、ハンドルから手を離した際の、左へ曲がる傾向は直らなかった。普通路面には排水の為に左へ傾斜しているが、それを拾っているのだろうか。アライメント調整では直進性をかなりつけた筈なのに。もしかして、ボルトを外す際に無理に力をかけたかジャッキアップに失敗してシャーシを歪めたか?


総括
・事前調査はしっかりと
NA車へのGT-Bビルサスの移植はイリーガルである。一応3つのHPでの情報を基に作業を行ったが、それだけでは情報不足だった。特に乗り心地に関しては人それぞれであるので、自分がどういう足にしたいのかをしっかりと調査し、考えなければならない。その為にはサスペンションの仕組みくらいは本を買って勉強しておかなければならないのではないか。(カヤバが3000円で本を出している)

・交換は店でやってもらおう
10回に及ぶ交換作業は全て自分一人でやったが、もう2度とやりたくないくらいに疲れた。事前調査をしっかりとして、合うバネを調達しておいて、交換は業者に任せた方が割に合う。もしくは、一回目の交換だけでもやってもらっておくと、かなり助かる。



●最終状態

サスペンション: F:GT-B純正サス、R:GT-B純正サス
車高(15インチリムから): F:19.5cm、R:17.5cm

延べ1ヵ月半、トータル10回の組替えを経て、結局前後純正の組み合わせに落ち着く。最初に純正で組んでいれば、とも思うが、色々な組み合わせで実際に乗ってみての結果だから仕方が無い。それにしても疲れた。





○マフラー交換

マフラーが錆びてボロボロになっていたので、交換する事にする。ヤフオクでフェイカーのマフラーを落札。送料込みで9000円程。


左:錆びてフランジと一体化したボルト、右:漸く外れたボルト

まず、ボルトが錆びて接合フランジ部と一体化し、外れない。おまけにこの辺りはゴムブッシュで固定されている為に力がかけ難い。仕方が無いので固着したボルトを切る事にする。
まず、金鋸で挑戦するが、場所が狭くて刃しか入らない。10分ほど切って見たが埒があかない。
手持ちの自動工具というとドリルしかないので、ボルトをドリルで削り切る事に。
1時間ほど格闘して、どうにか2本のボルトを切断。



左:純正(下)とフェイカー(上)、右:外見は余り変わらない

二つのマフラーを並べてみて、初めてパイプの太さとフランジの大きさが違う事に気が付く(Φ50mmとΦ60mm)。仕方が無いのでΦ60mmのパッキンを噛まして、そのまま取り付ける。幸いにガス漏れも無く装着できる。

アイドリング時は比較的静かだが、エンジンを回すと大きな音になり、オーディオが聞こえなくなる。トルクは多少上がったようにも思えるが、騒音が大きくなったというデメリットの方が大きいような。



○エアフィルター交換


左:ステー、右:ワイヤーで固定

HKSの茸をヤフオクで購入。錆びていたので紙やすりや真鍮ブラシで錆びを落として再塗装。
しかし、付いて来たステーが合わず、どう考えても固定するネジ穴が無い。仕方が無いので適当な場所にステーを両面テープで固定し、後はワイヤーを何本か張る。見た目はかなり悪いが、一応問題なく動作。

フーとうるさい音がするが、エンジンの回りは良くなった。ただ、エンジン音が以前と変わってしまった(うるさくもなったが)ので、壊れないか心配である。



○プラグ&プラグケーブル交換



プラグとプラグケーブルを換えると良いらしいので、交換。
TX-SはSOHCなのでDOHC程難しく無い…という話だったが、左側のプラグ位置にあるウォッシャー液のタンクが邪魔で、結構難しかった。
雨の中、大急ぎで交換したが、どうにか無事に装着。最初は手で締めて、最後に3分の2周ほどレンチで締めるものらしい(新品。締め直しは半周)
ケーブルの交換も同時に。それ程難しくは無く、15分程で終了。
バッテリーケーブルを外してから作業をする事。



○バンパー交換

9月の旅行中にリアバンパーを思い切り凹ませてしまい、見た目が余りにみっともなかったので、サスの交換と一緒に交換してしまうことにする。

ヤフオクで色違いを7000円程で購入。送料込みなので安い。


塗装中

まず、紙やすりで表面を奇麗にし、乾燥させた後に塗装。
しかし物が大きいので、塗料が1本では足らなくなり、2本目を購入するが、それでも足りない。諦めて仕上げのクリア剤を吹き付けるが、こちらも1本では足りない。1本1200円もするので、諦める。
こんな事なら、多少高めでも同色を購入して置けばよかった。


左:泥除けが付いている場合はこれも外す、右:正面


凹んだバンパーを取り外す。
ボルトはリアフェンダー部に左右1ヶ所ずつ、荷室の左右に2ヶ所ずつある。荷室のボルトは狭い場所の上に硬いので、道具を揃えて置くこと。


左:板金前、右:板金後

バンパー内に鉄の枠が有り、それも思い切り凹んでいた。このままでは交換できないので、即席で板金作業。
ゴミ捨て場にあった重り代わりの鉄の塊でガンガンと叩く。初めは無理かと思ったが、案外と上手く行く。



左右の固定部も取り付け。
元はアルミリベットで付けられていたが、そんな高級な物は無い。木ネジで代用。


左:取り付けステー2ヵ所、右:取り付け後、色が…

無理やり取り付け。一応嵌るが、微妙に歪んでいる。

また色も良く見ると合っていない。また塗装が薄いので、すぐにひび割れが出てくる。
諦めるが、素人塗装ではどうにもならないことを身をもって体験する。交換するなら同色を購入する事。



○CDデッキ交換

車検時に、オートバックスでMP3対応のCDプレイヤーが15000円ほどで売られているのを発見。即購入する。
しかし、交換時にアダプターが無い事が判明し、一度戻して買出しに行く羽目になる(1500円)。同時にFMアンテナの延長ケーブルも購入。半年前のカーナビ装着時に同時に交換しておけば、余計な出費にならなかったものを。
純正のスピーカーはぼろいので、出力を抑える設定を忘れずに。

無事にCD-RWでMP3を再生できた。これまでは携帯用プレーヤーをカセットデッキを介して再生していたので、テープを回す際の音が気になってしょうがなかったが、これで解決。



○かいおん君取り付け

ボンネット裏に付けるインシュレーターを取り付け。セブンイレブンの通販で購入。
エンジン音が小さくなるというので取り付けたのだが、エアフィルターやマフラーの交換を同時にしたので、効いているのかどうか判らない。



○ビルシュタインエンブレム



TX-Sの下にビルシュタインエンブレムを貼るのが夢だった。判る人にしか判らないが、そんな自己満足で構わない。
ホワイトガソリンで取り付け面を掃除して、ドライヤーで暖めて貼り付けろとあったが、うちにドライヤーは無い。仕方が無いのでバーナーを使って暖める。
無事に貼れる。これでやっと苦労が報われたというものだ。





さよならレガシィ

2009年10月26日。
エンジンがかからなくなりました。
セルモータは回るんですが、点火しない。
燃料ポンプを叩いてみたりしたもののかからず。

これまでにも1年半前にクラッチとタイヤを交換して、
1年前にマフラーとサスペンション(カヤバにする)を交換、
半年前にもエンジンがかからなくなってオイルシールを交換と満身創痍気味。

修理してもいいけどこれからのオンシーズン、
山の中でエンジンがかからなくなるようなことがあるとまずいので、
諦めて買い換えることにする。
本当は新しいアテンザが欲しかったが、金銭面の都合で5年落ちのアテンザ(5MT)。
代行オークションで、買うのは早かったけど納車まで20日かかった。


2009年11月14日。
牽引してディーラーへ。初代デミオに牽引されようとは。
工場でアクセルを踏んで無理やり回したらエンジンはかかったものの、排煙が茶色い。かなり無理して回っているらしい。
ガソリンがエンジンにまわっていないようで、矢張りポンプ関係らしい。


7年前、40000kmで購入して、96000kmで廃車。
それ程距離を乗ったわけじゃないけど、砲台関係は殆どをこの車で回ったから思い入れも深い。
運転しやすくて、馬力もソコソコ、大きさも山に入るには丁度良く、買ってよかったなぁと思える車だった。



これまでありがとう。そしてさようなら。








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