港山 照空砲台



2009.1.11 探索


左:円形窪地A、右:Aの内部



左:AとBの間の平坦地付近、右:同左からBの方向を望む



左:連絡通路から円形窪地Bを望む、右:Bの内部



左:Bの東側の連絡通路、右:南麓の湊三嶋神社



右:米軍の航空写真M220-137、119(国土地理院)

港三嶋神社の北、西港山の南西隅に、探照灯台の跡が残っている。
南側には管制器のものと思われる直径約2mの円形窪地、また北側には探照灯のものと思われる直径約5mの円形窪地と、それから東に抜ける連絡通路がある。航空写真を見ると、AとBとの間に小屋のようなものが写っているが、藪が酷くて地形を確認できなかった。

山の東麓に居たお年寄りの方に話を伺ったところ、ここに探照灯台があることをご存知だった。ただ、当時幼かった事もあり、探照灯の機器類を見た記憶は無いそうである。


現在、探照灯座付近までに道は無く、神社の西側から直登した。斜面はかなり急で、余程の経験が無い限りは登らない方が良い。



日付 引渡目録による記事
昭和20年8月31日 引渡:
110cm探照灯1、電動機1(電動直流発電機?)



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