松山航空隊周辺の防空砲台






更新履歴:
2008.4.15 新規作成
2008.5.26 航空写真から判別したものを更新
2008.8.25 不明砲台を追加
2009.4.7  色々と更新
2009.5.9  松前を修正
2009.6.23 基地内を修正
2010.1.6 北山崎と不明砲台を修正
2013.2.5 興居島のもうひとつの探照灯を修正


現在の松山空港にあった松山航空隊の防御の為、周辺に幾つかの防空砲台と照空砲台が築かれていた。
今回その内の幾つかを探索したのでまとめてみた。
ただし明確な遺構が残っていない場所が多く、地元の方への聞き込みをしたり米軍の航空写真等を照合したりしなければはっきりと判らない。


参考資料:
「内海航空隊松山補給工場 引渡目録」(アジア歴史資料センター、資料番号:C08011325000)





防空砲台・照空砲台 一覧(引渡目録による)

名称高角砲・高射器機銃探照灯備考
基地内 12cm 4、高射器 2 25mm 19 110cm 1 場所は不明
弁天山北 12cm 4 25mm 3 塹壕跡等もあり
不明 防空砲台 現在の東レファインケミカル松山工場、砲座4基らしきものが航空写真に写っている
弁天山南 25mm 6 機銃座等有り
津田山 25mm 9 現状不明
忽那山 25mm 6 藪で入れないらしい
大峰ヶ台 12cm 4、高射器 1 現在の松山総合公園、遺構は全滅か
衣山 110cm 1 遺構は見つけられず
港山 110cm 1 西港山の南西の尾根上
興居島 12.7cm連 3 150cm 1
110cm 1
明確な場所は不明
松前 12cm 4、高射器 1
電波探信儀 1
150cm 2
110cm 1
正確な場所不明
八倉 110cm 1
北山崎 150cm 2 鹿島城跡に有りとの記述
150cm1基との記述もあり

上記表は引渡時の兵器と場所であり、実際にその場所に配備されていたかは不明。
また機銃は架台の数であり、単装か連装かは不明。
?(はてな)は不明、もしくは確認ができない場所
*は未探索、もしくは破壊されて探索不可能な場所




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