高射砲陣地と防空砲台(Anti Aircraft Battery)


2007.9.1 分離独立




(左上:亀ヶ首、右上:吉松山、左下:大平山、右下:螺山、いずれも呉)





終戦にかけて国内に無数に築かれた高射砲陣地(海軍では防空砲台と呼称)についてまとめています。
「Battery」とあると堡塁と訳してしまいがちですが中隊という意味もあり、「Anti Aircraft Battery」とあると高射砲中隊の意味になります。しかし陣地や堡塁といったイメージも強く、また陣地や砲台は殆どが中隊単位で築かれるものなので、これを題名に持ってきてみました。


基本的に対空系で、対地・対艦の平射砲台についてはこちらで。


期間限定:下関市の近代城郭(戦争遺跡)




主な資料元

オンライン:

アジア歴史資料センター
・国立国会図書館 日本占領関係資料
・国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス


オフライン:

・防衛省防衛研究所 史料閲覧室 史料カタログ






警備隊等の防空砲台(海軍)

種別部隊名
警備隊・警備府 呉警備隊・徳山警備隊(2023.9.9更新)
佐世保警備隊(2023.2.19更新)
横須賀警備隊(2009.6.27更新)
舞鶴警備隊(2014.5.29更新)

大阪警備府(2012.6.30更新)
大湊警備府
航空隊 倉敷航空隊(2009.5.10更新)
松山航空隊(2013.2.5更新)
詫間航空隊(2008.11.27更新)
高知航空隊(2009.5.11新規)
徳島航空隊(2009.5.17新規)
その他 小笠原の戦跡(2007.1.27 更新)
(陸海軍混合しているものの、海軍の兵器が多かったので海軍側に)





高射砲陣地(陸軍)

種別部隊名(終戦時頃)
高射部隊 高射第1師団(東京・関東・東北・北陸)

高射第2師団(名古屋・東海)

高射第3師団(近畿・中四国)(2015.5.7更新)
 独立高射第22大隊(広島)(2022.3.6 更新)

高射第4師団(九州・下関)(2015.9.5 更新)
船舶部隊 船舶砲兵第1連隊(福山)(2018.5.15 更新)
航空情報隊
(国内)

(2015.8.23
新規作成)
第31航空情報隊(東北・北海道)

第32航空情報隊(関東・甲信越)

第33航空情報隊(東海・北陸)

第35航空情報隊(近畿・中国・四国)(2015.8.23 更新)
第36航空情報隊(九州)

その他


四国の高射砲陣地(2008.8.27更新)




防空監視哨

広島県の防空監視哨(2007.5.9 更新)




装備機器類

高射指揮装置一般(2007.6.9 更新)
 陸軍の高射算定具(2016.9.8 更新)
 海軍の高射装置(2010.5.9 更新)

探照灯(2020.9.1 更新)New
空中聴音機(2020.9.1 更新)New

海軍の陸上用レーダー(2018.9.9 更新)
陸軍のレーダー(2011.1.20 更新)

高角砲の数における考察他(2008.5.20 更新)




海外資料の和訳

第二次世界大戦中の対空防御(2007.9.1 更新)
AAA Lesson(2007.9.1 更新)
FCSハンドブック(2007.9.1 更新
Sperry社の指揮装置(2007.9.1 更新)
日本軍の高射砲の効率(2007.9.1 更新)
イギリスの艦載用高射装置(HACS) (2007.9.1 更新)

ドイツの地上防空 1914-1945 (2010.10.8 更新)







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