春の日向遠征 民宿に泊まろう! その2
令和8年 2月21日~23日

宮崎城の礫岩
2026年2月22日(日)
遠征2日目。
朝食。鮭とか厚切りベーコンとか、串間っぽさは全く無かったものの、普通に美味しかった。それから民宿のおばさんから都井岬の話を聞いたのだけど、その中で野生の馬も畑を荒らすということを知った。おっかない。


2日目の行程(国土地理院の基本地図を利用)
櫛間城


左:北端の郭の西側の土塁、右:南側の土塁


左:南西の堀、右:南の堀


左:東下の郭、右:倒れた竹で道が塞がれている

1947年頃の航空写真(国土地理院:USA-R200-62)
12年ぶり2回目。
工業団地側は藪になっていて入れず。北の寺のある郭には車で入れたものの、以前は降りられた東下への道が倒れた竹で塞がれ通れなくなっていた。
穆佐城


左:東麓から、右:北東側の郭群


左:北東側の郭群、右:同左


左:中央にある主郭の下の段、右:上の段


左:主郭西側の土塁、右:同左


左:主郭西下の斜面、右:主郭西下の堀
国土地理院 基盤地図情報 数値標高モデル(全国Q地図)より
役場の職員が翌日の祭りの準備をしていた。
主郭くらいまでは整備されているが、そこから西は荒れており、西側から回り込む必要がある。
宮崎城


左:主郭北下に積まれた瓦の破片、右:主郭


左:主郭南東下の堀、右:東の郭


左:南東側の堀切、右:堀切


左:主郭北下の堀、右:北西の郭


左:北西の郭、右:北西端の郭

1962年頃の航空写真(国土地理院:MKU6213-C3-21)
縄張りの範囲は広いのだが、余り整備はされておらず荒れてもいるので、全部見て回るのは難しい。
この山は礫岩層で、シラス台地の都城や串間とは地形が異なっている。山の上なのに郭がとにかく広く、険しい山城に慣れていると地形感覚がおかしくなる。それに、山頂付近にまで、河原でよく見る大きな丸い石が大量にあるのを見ても、違和感しかない。
佐土原城


左:南の城の斜面に掘られた防空壕、右:本丸の東にある虎口


左:本丸、右:本丸の北西側


左:櫓台、右:同左


左:井戸跡?、右:堀切の手前


左:堀切、右:同左の掘削跡(当時のままらしい)

全体的に立派な遊歩道が造られているのだが、最近は整備されていない上に、昨今の台風被害等で遊歩道が崩壊するなどして、半分以上の範囲に入れなくなっている。
南の城の下に地下壕が掘られていたが、用途は不明。南の城に登れなかったので正体を確認できず。
昼食は「なかうどん」といううどん屋。ごぼう天うどんと、揚げたてではないチキン南蛮を食べる。ごぼう天は博多のあれ(ささがけのパリッ)を想像していたら、そうじゃないの(太目のしっとり)が出てきた。
続いて都濃郡城へと向かうが、駐車場に着いた頃から雨が降り始めたので、明日に持ち越し。
雨宿りに西都原古墳の資料館へ。
館内で1時間ほど待ってみたものの、結局雨は上がらなかったので宿に入ることにしたのだが、宿に入った頃に雨が上がるという不思議。
今日宿泊する民宿は、築70年くらいの木造平屋で、襖を隔てただけの六畳間が連なる。縁側の続きにある廊下には、古いマンガ本が乱雑に置かれている。I親子は奥の部屋、我々の泊まるこちら側の三部屋にはテレビは1つだけで、ポットや湯飲み、浴衣なんて物すらない。テーブルも三部屋に1つのみ。何か田舎の親戚の家の、普段使っていない離れに泊まるかのような感じだが、そう言えば昔はこんな民宿が普通だった。
荷物を部屋に置き、雨で冷えた体を温めるべく、風呂に順番に入る。昨日より湯舟が狭いので、1人づつだ。

夕食は、元々は土間だったと思われる一段低い食堂にて。
分厚いヒレカツと千切りキャベツに、アユの塩焼き、刺身、モズク酢、吸い物。丁度よい量だ。つくづく追加料理を注文しなくて良かった。そして揚げたてのヒレカツが美味しい。キャベツにかかっているドレッシングは手作りで変わった味がした。料理は近所に住んでいると思われる比較的若い女性が作りに来ていた。この人も料理が上手い。
夕食の後、食堂からグラスを借りて部屋に戻り、唯一のテーブルを囲んで酒盛りを始める。
昨日道の駅で買っておいた、飫肥名物の厚焼き玉子という、牛乳を使わない硬いプリンのようなものを、食堂で切り分けてもらって食べてみるのだが。…うーん。味は卵焼きだけど、硬すぎて口当たりが悪く、ちょっと。これなら卵焼きかプリンかに寄せた方が良い。それとも薄切りにして食べるものだったのか。
他にスーパーで買ってきたゲソ天やら乾き物やらを広げ、同じく買ってきたビールや焼酎を飲む。このメンバーで、こんな古い和室でワイワイと酒を飲んでいると、30年前の学生会館での徹夜の飲み会を思い出す。みんな歳をとった。
2時間ほどで酒も肴も尽きて、お開きに。
鼾の名手が揃っていたのだが、周囲の鼾はそれほど気にはならなかった。ただ夜3度もトイレに行った。
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