3等巡洋艦 須磨 1/700(モデルクラック)


レジンキットのクラックの工作です。クラックについては省略。さて、この須磨(すま)。秋津洲の国産造船に成功した我が国が、次に開発した小型の巡洋艦、2000tから3000tクラスの巡洋艦は自国の生産といった方針になり、その本格的な生産に乗り出したころの艦船です。2本マストに2本の煙突と、完全なイギリス方式に設計されているのも、秋津洲の成功と、日清戦争の戦訓から学んだ結果。洗練されたスマートなシルエットが活かしています。日清戦争後に竣工した艦船ではありますが、建造期間が異様に長いのも、日本がまだ造船に慣れていないことがよくわかる側面です。小さい船ながら速力も速く、使いやすい艦船だったとのこと、姉妹艦の明石(あかし)ともども長くに渡って活躍した艦船でした。 吉野を小型にしたようなこのシルエットが、個人的に大好き! とても美しい船だと思います。このころの艦船は白色の船体に黒のライン(外舷線)、黄色の円筒といった優雅な塗装が就航時にあったので、統一してこの塗装に拘っているのですが、この須磨なんかは特にその美しさが栄える艦船ではないでしょうか?


黒のラインはデカールを細くカットして貼っています。それはもう、ちまちまと・・・泣。

身内にこの辺の艦船を見られての感想。「みんな一緒じゃん・・」・・・・・泣。

この時代の艦船って1/700にすればこの程度の大きさ、1/72のAFVと似たようなサイズです。

製作期とまでいかないですが、リクエストに応えまして.完成前のレビューを少し・・・。

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