札幌滞在記2002年1月

パート1

この冬、つくばは雪が降らない。このまま雪を見ずに終わってしまうのもつまらない!そこで以前から試してみたかった犬連れ雪の札幌滞在にチャレンジすることにした。この辺りのこの冬の気温は0度から7、8度。去年の冬の札幌のこの時期の気温は常時マイナス10度前後。空は札幌の冬の寒さに耐えられるだろうか。心配性のママは、セーターやらコートやらブーツを買い込んだ。ブーツは履かせて歩く練習をさせたが、固まったまま全然歩こうとしない。無理に足を一歩ずつ前に進めてみたが、自発的に足を動かすことはない。これではきっと歩けないだろう。だが一応気休めとして持って行くことにした。



空御用達、駐車場の前の草地

1月24日(木)

早朝7時半、家を出発、8時の羽田空港行き高速バスに乗り、羽田到着が10時。札幌行きのAirDo15便は12時50分発なので3時間弱の待ち時間が。。。首都高の渋滞にはまって出発時間に間に合わないと困るのでいつも時間を多めに取る。

今回はスキーウエアやダウンジャケットを宅急便で送ってしまったのでとっても身軽。駐車場ビルの前の草地でしばらく散歩し、空港ビルのレストランで空と一緒にゆっくり朝食を取る。あ、もちろん空はバリケンの中ですよ。出発30分前に空をチェックインして、搭乗。快適な空の旅を楽しんだ。

気になる航空券のお値段は、片道9000円、AirDo3周年記念航空券だ。なんかとても得した気分♪ 空の航空運賃はカウンターのお姉さんのご好意で4000円!(帰りは4500円。)都合、往復3人分の航空運賃だった。まあ、プラス宅急便、往復3600円也だけどね。


中央に見えるのは雲の上の富士山。


左から銀君、サクラちゃん、リュウ君、
空、前にゴン太君

2時40分千歳空港着。半蔵母さんと空兄の出迎えをうけて、空港から15分ほどの閑静な住宅地にあるサクラのははさん宅へ向かう。びっくりしたのは、車道に雪がなく、乾いていること。ここ数日の暖かさで、雪がすっかり融けてしまったそうだ。だが、住宅地内の道路にはしっかり雪が残っている。やっぱり北海道はこうでなくちゃね。リュウ君とリュウ兄さんはすでに到着。翌日のスピカのイベントに来られないリュウ兄さんとサクラのははさん、そして半蔵母さんと久しぶりにお喋りができて、楽しい時間を過ごした。半蔵母さん、サクラのははさん、リュウ兄さん、どうもありがとう!

わんこ達はといえば、美味しそうなチキンとケーキの匂いにひたすら我慢。


銀君は思いっきりの笑顔

ゴン太君はとっても気のいいわんこ。
毛の感触がムサシと同じ。(^ ^)

サクラちゃん、真剣な顔でおやつに注目。



雪に埋まる実験農場の古い木造建物

1月25日(金)

朝は、空兄のマンションのご近所コーギーすみれちゃん、すみれ母さんと北大構内を散歩。厚手のシャツにダウンジャケット、コーデュロイパンツに長ブーツで出かけるが、陽射しがあり寒さを感じない。夜の間に降った雪がつるつるのアイスバーンの上にうっすらと積もり、滑りにくく、とても歩きやすい。構内も裏道に入ってしまうと人通りが少なく、のんびりゆっくり歩ける。歩道部分は除雪してあり、体高の低い空に見えるのは両サイドに聳えている雪の壁なのだが、特に嫌がりもせず淡々と歩く。すみれちゃんは高い所が好きで、壁の上に上がり、雪景色を楽しむ。空のお気に入りは雪蹴り。歩きながら積もった雪を蹴ってやると、飛びついて雪をパクッ!雪の溜ったところを所を歩かせると足が完全に埋まり、まるでラッセル車のように進む。
かれこれ1時間半の散歩で体がすっかり暖まり、部屋に入ると室内がとても暑く感じられる。窓を開けると外の冷たい空気がとても心地よい。空は食後、お昼寝。ママは空兄と回転寿司ト○トンへ。(^ ^)

滞在中毎朝、すみれちゃんとすみれ母さんに散歩に付合っていただいた。北大構内の殆どの道を案内していただき、感謝!お喋りしながらの散歩はとても楽しかったです♪♪


雪原の向こうにポプラ並木

高い所が大好きなすみれちゃん


足が埋まり雪をラッセル

すみれちゃんとすみれ母さん


林の中の小道



ナイスキャッチのななちゃん
広く見えるが、実際はとても狭い

1月26日

今回の滞在中のビッグイベント、北海道ドッグフェスティバル in Spicaが、北海道メディアパークスピカで行われた。ディスク競技にはこぎ友の半蔵君、銀君、そしてななちゃんが出場するので、たくさんの応援団が集まり、花畑牧場のわんわんファームショー、警察犬のデモンストレーション、アジリティのデモンストレーション、珍しい犬の紹介などを楽しんだ。
会場には、わんことのふれあいコーナーがあり、わんこを触ったりだっこしたりできる。イベント犬が連れてこられたのかと思ったら、訓練所のわんこだそうだ。わんこには担当の生徒がひとりずつ付き、面倒を見たり、わんこの触り方抱き方や歴史などていねいに説明をしていて、好感が持てた。

さて、ディスク競技のショートディスタンスには、ミニ、スタンダード共に道内の優秀なわんこたちが集まったのだが、会場が狭くてとてもやりにくそう。ディスクを追って走っても、距離がないので、フェンスに激突しそうで見ている方も恐い。わんこはもっと恐いだろうな。いつも屋外の広々としたフィールドでするのとは要領が違うらしく、取れるディスクも取れない。投げ手ももちろん短く投げているのだろうが、戸惑いが見られる。おまけにヒート中の女の子がいたようで、ディスクを追わず、匂いチェックに走る子も。
また、観客も競技中なのに、「おいで、おいで!」なんて声を掛けたりして。。。競技会だということが、分かっていない。


ディスクを追う半蔵君

銀君も負けずに
フリーフライトはというと、期待の半蔵君、ヒートの匂いに集中力を乱され、残念ながら競技にいたらなかった。。。が、他のフリーフライトの演技はかなり見応えがあり、不満が解消された。このサイズのホールはフリーフライトにはいいが、ディスタンス競技はちょっとムリね。
さてこのイベント、わんこは入場禁止。ムリもないねえ、とっても狭いんだもの。

応援団のみなさまがた
到着時会場の受付で、再入場できないと言われた。えっ、昼食はどこで食べればいいの?ホールの上のレストランで食事をするつもりで来たので、お弁当など持ってきていない。中に軽食コーナーがあると言う。中を覗いてみたところ、ちょっとしたスペースに、テーブルと椅子があり、カウンターで軽食を売っている。そこには花畑牧場の旗が。。。
百戦錬磨のおばさんは、そこで受付で再入場許可の交渉を。めでたくOKが出て、意気揚々と階上のレストランで昼食を取った。(^ ^)

呼ばれてディスクを観客の方へ
運ぶ(^ ^)ななちゃん

Gシェパードのルフィ君、頑張る


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