その他










今川陸軍射場


左:測定塔基礎横から友ヶ島、右:砲台が描かれていた洲、向こうは成ヶ島



左:洲から南を望む、右奥は生石山砲台、
右:コンクリートの塊


英文資料の地図には、陸軍の試射場付近に15cm砲が2門と25mm三連装機銃1基が描き込まれているが、その付近は洲になっている。同行してくださった淡路在住のHさんによると、この洲は台風の時などには海没してしまうそうで、そうなるとここに砲台が築かれていたとは考え難い。洲の所々に波で現れて角の取れたコンクリート片が幾つも転がっているものの、中には明らかにテトラポットの破片も含まれており、このコンクリ片が当時の基礎や掩体の破片なのか、それとも壊れた堤防やテトラポットの破片なのかは不明である。
また「砲台」とは特に記述されていない為に、陸揚げされただけの15cm砲を記入しただけの可能性もある。






その他


左:高崎砲台、右:24cm隠顕式カノン砲砲座



左:右の繁みが由良台場跡、右:由良台場の土塁跡



この今川口からは高崎砲台がよく見える。Hさんに言われるまで気が付かなかったのだが、よく見ると隠顕式カノン砲砲座が露出している。もう一度行ってみたい。
またこの近くには由良台場の土塁跡も僅かながら残っており、Sさんに案内して貰った。これだけでも残っているだけありがたい。