足摺岬東部 第1受信所





全体配置図




第1受信所





左:出入口付近から北を、右:出入口付近から東を



左:内部北西端から南東を、途中低い土塁状の仕切がある、右:内部北西端を



左:出入口を内部から、右:出入口を外から



左:東側の土塁の南東端を北東から、右:同左の北東端を南から



左:同上を人を入れて、右:東側の土塁の北東端を外から



左:東側の土塁の北東端を南から、右:北西端上から内部を見下ろす





282m三角点のあるピークから東にY字状に尾根が延びているが、その分岐の南東へ伸びる尾根上に、東半分を尾根を掘り出し、西半分を土塁で囲んだ方形窪地がある。東西約15m、南北約5mで、西側3分の1ぐらいの所に低い土塁状のものがあり、内部を2つに仕切っている。そして南西隅に出入口が設けられている。土を掘ってはないが、見たところコンクリート製の遺物は見当たらなかった。
遺構の東側を道が回りこんでいるが、軍道ではなく戦後の林道かと思われる。

地元の古老Yさんの話には出てこないが、形状から陸軍の施設跡と思われる。第2受信所の方形窪地と比べるとかなり大きく、西部警戒機陣地の第2受信所の方形窪地の大きさと形状に近い。具体的にどのような施設があったかは不明だが、受信機のあった建物の他に、通信機が置かれていた建物が併設されていたのかもしれないと推測してみる。





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