ゴリッツァ 制作の詳細〜 (Part1)

ザラ級の4隻の3番艦にあたるこのゴリッツアですが、姉妹艦とはいえ、微妙に違うところが結構あるので、分かる範囲は極力修正するように作ってみました。 

以前の反り対策で、レジンの反りは克服出来たと思っていたのですが、反りの力は相当強く、アルミ板の補強でも若干の反りが確認できました。手間の割に80%の効力でしたので、今回は素直にビス止めする方法を考えてみました。

写真の「鬼の目ナット」を埋め込むという方法です。レジンの船体は無垢なので、このナットが重宝します。

船体にドリルとリューターなどで穴をあけ、瞬間接着パテを流し込んで、ナットを埋め込むという方法です。 完璧に固定出来ますので、台座にビス止めが可能です。

船尾と船首、間に2本といった感じで4箇所のビス止めでやってみました。

キットの砲塔は若干高さが低いように感じたので、プラ板で高さを追加。砲身を金属パーツに変更し、基部はプラ材を切り出してそれらしくしてみました。
この辺がゴリッツア独特の形状部分です。プラ板や余った流用エッチングで再現しています。
艦橋部分もキットのものは、形成が甘かったので、殆どスクラッチしております。艦橋の雰囲気って船の顔みたいなモノなんで気合いがはいります。
この船のもう一つの見せ場はこの艦載機。メリジオナリRo43 偵察水上機です。 主翼はエッチングがありましたが、それ以外は流用部品の寄せ集めとパテと真鍮線でスクラッチ。
我ながらこの飛行機は上手くいきました(笑)。ストライプのラインはデカールで再現。

もう少し拡大して見たい方へ →RO43拡大

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