砲塔です。 今回はクリッパーモデルの砲身を思い切って使ってみました。高いだけのことはあります!

この洋ナシの様な形状は八島、富士の独特の形状で、三笠とはまた違った形状です。戦艦らしい砲塔がこの時代のイギリス艦船で確立したことがわかります。

全てを組み合わせるとこんな感じです〜。

接着はせずに仮組だけです。最終的な接着は塗装が終わってからします。

カッター等の設置位置を確認。パーツの干渉があれば、削るなどして調整していきます。

マストを載せて完成です。

マストは真鍮線の組み合わせで、強度を考えてハンダ付けしています。張り線といった工程をする場合は特に必要らしいので、是非ハンダ付けに挑戦してみて下さい。

で、塗装も完成!

webでは魔法のように完成するので楽しいです(笑)。

塗装は、全パーツをサフ吹きしてから、煙突や通気管等の黄色の突起物以外を、ラッカーの白で塗ります。で、デッキをエナメル系で筆塗りしています。普通はデッキ色を先に塗ってから、マスキングして船体色を塗る工程ですが、白い船を塗る場合は、逆にすべきです。

この時代の艦船なら、塗装するデッキの面積は少ないので、筆塗りでもOKだと思います。

正確にはデッキタンで塗るべきですが、色彩的な印象を優先して、サンド色にしています。

いつもの様に黒い帯(外舷線)はデカールの細切りを使っています。

特に意味のないカットですが、日本の戦艦を並べてみました。真っ青な海にたたずむ白い船・・・・待機命令中、船長はカッターに乗り、趣味である釣りに興じる・・・・あっ また妄想してしまいました・・・・・。

洋上ダイオラマってのもいつかやってみたいと思っています。

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