3号戦車 G型 制作記  パート4

ここでは簡単なベネットに挑戦してみます。私も初挑戦ですので、本当に誰でもできるようなレベルのものです(汗)。

しかし、簡単なものでもグッと作品がひきしまるこのベネット。効果は絶大かと!

って いきなり完成写真ですみません(汗)。

制作行程をすっかり撮影し忘れてしまい。いきなり完成です。ベースの樹の台に、簡単な地面を作っただけの超簡単なベネットです。でも何だか作品って感じがするでしょ(笑)

ベースに使用した台は、この形で市販されていたものを使いました。最近はこんなものまでサイズ別に市販されているので便利です。

地面の制作行程は、まずしっかりとマスキングした台に、紙粘土を山盛りにそれらしく盛りつけます。接着面をボコボコに削れば、しっかりと紙粘土がひっつきます。 一日乾燥させれて、イメージの色を吹き付けます。 塗装が乾けば、木工ボンドを水で溶いたものを塗りつけ、上から砂を振りかけます。(東急ハンズ等に、工芸用の砂があります。今回は北米砂漠の砂を使用)。 これでお終いです(笑)。

そんなわけで、考証に考証を重ねた結果、砂漠という設定はこんな感じです(笑)。  砂漠ってなにもないので楽です。 皆さんも初ベネットは砂漠で決定! ビバっ アフリカ軍団!

ちょっとアクセントにと遊んでみるのもベネットならでは。ドラム缶を斜めに削ってそれらしく。遊びにトカゲをあしらってみました。同じ砂漠の保護色にしたら目立たなかったので、派手な色にしちゃいました。 トカゲは1/35のドラゴンのフィギアについていたもの。明かにオーバースケールです。こんなの砂漠にはいないと思います・・・。

車両とベースの固定を例の磁石でやってみました。写真の様にに長細いタイプもあるので応用が効きます。

こちらは、良く模型誌に紹介されている自作ラベルです。

パソコンでデザインしたものを透明シールに出力し、真鍮の板に貼り付けただけです。プリンターもレーザープリンターで出力したものですが、インクジェット用もあるのでカラフルに刷ることも可能です。 

いかがでしょうか? 砂漠の戦車らしくなったでしょ。

これでベネットまで完成です!(お疲れさまでした)

気付いたのですが、このベネットやダイオラマといった行程は、レイアウト感覚や演出といった別の感性が加わってきますね。スケールモデルのもう一つ深い所でしょうか。 実は今回、このGをテーマにもう少し凝ったベネットを計画していたのですが、キューベルワーゲン一体はおろか、フィギアをもう一体加えるだけで、かなり印象が変わります。 Gだけを単体で引き立てるとなると潔くシンプルにしないとダメみたいでした(手抜きじゃないと遠回しに言っています)。 しかし、表現できる表情は、キットの単体工作より遙かに豊かなのが、このベネットやダイオラマの面白いところ! 今度は、情景を意識したベネットに挑戦してみたいですね。

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