3号戦車 G型 制作記  パート3


基本工作が終わればいよいよ塗装段階です。特にこの塗装においては、前回の233と同じような方法をとっているので、ここでは大まかに紹介します。この作品は最終的にはベネット風に仕上げることになるのでそこまで一気に紹介します。

サフ吹きの後、下地を全部ジャーマングレー一色に塗装し、砂漠色を下地を上手く残すように吹いていきます。今回はもっと露骨に下地を残すため、メリハリを付けるようにわざとしてみました。 写真でもはっきりと分かりますね。

エアーブラシの圧を最大に下げて、特に丁寧に吹きました。私のエアーブラシは タミヤのハイグレードコンプレッサーにタミヤの0.2ミリのハイグレードスプレーです。レギュレターもメモリの無い一番簡単なもの。 

砲塔も同じように吹いています。

実際、こんな剥げ方はしないと思います・・・ 最近イメージが独走気味ですね・・・・。

少し明度を上げたものを吹いた後、濃いものを面ごとの中央に吹いていきました。グラデーションになれば単色でも単調にならないのでオッケー牧場です(2回目)

で、一気に完成です(笑)

今回は、墨入れをしっかりしたのでメリハリが効いています。デカールの貼付後、OVMの塗り分け、転輪と履帯の塗り分けをし、同じくフィルターはオレンジでサッなでて、更に白でもサッてなでてます。

最後にパステルの粉で車体下部と履帯をサッと汚して、履帯だけ銀ブラシ。

追加として後部のラックにジェリカンを置いてみました。ダークイエローは燃料、ジャーマングレーは水だったそうです。

これで塗装は完成という感じです。

プライザーのフィギアを乗せてみました。

なかなか男前な感じでしょ! プライザーのフィギアはモールドがしっかりしていて、見た目がかっこいいものが多いのでこのサイズではオススメの商品です。

塗装はハンブロールのエナメルで塗装。顔の部分だけ油絵の具で明暗をつけていったのですがあまり分からないですね。

後部のライトはいつものミニカー用のライトを流用してそれらしく。分からないと言えばそれまでですが、ミョーにリアルに感じますね。赤色だとアクセントになるのでオススメの方法です。

前部の車幅表示燈にも白のライトを埋め込んでいます。この辺もキラッてして良いアクセントになっています。

ミニカーや艦船模型や航空機や他ジャンルのアクセサリーやエッチングは、良いものがあるのでAFVにも流用できます。ましてや釣り具や100円ショップや東急ハンズ等、模型から離れても色々あるもんでそれを見つけるのも結構楽しいものです。

これで完成ですな!

やりたいことは全てやってみたので自分なりに納得しています。かなり流用や近道で工作したので、そういう意味での参考にはなるでしょうか(笑)。

プロの方のフルスクラッチやガレキ原型の制作の苦労って計り知れないモノがありますね。つくづく感じます。改めてそんな方々の情熱や努力に感謝したいと思いますね。 ホントまじに。

さあ 続いてお手軽ベネットに挑戦!

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