3号戦車 G型 制作記  パート2

起動輪と誘導輪をクリアすれば、脚周りはほぼ完成。脚周りが終われば、後は細かい工作をしていくだけです。お馴染みPartのエッチング(3号M型)を使用しています。お手軽に細かいディティールアップが実現できるので、初級モデラーにもオススメですね。

以上、脚周りのアップです。この部分は是非とも再現させたかった部分でした。アフリカ軍団初期のGってこのイメージなんです。

アラカルトで紹介した例の磁石です。 いつものワンサイズ小さいものを使用してみましたが、磁力も充分みたいでオッケー牧場です。

余談ではありますが、この磁石、種類も多く何かと応用が効きます。今回の工作でベネットにこの車体を固定する方法もこの磁石を利用してみました。

(履帯だけの車体ってなんだか回収車みたいです。)

砲塔の完成です。 肝心の砲塔前面部分もそれらしくなりました。砲身はキットのものが素晴らしいのでそのまま流用しました。

手すりの部分は0.2ミリの真鍮線、キューポラはレベルのキットのもの、ハッチの裏側のモールドはPartのエッチングで。ケベックスカステンもレベルから流用、砲塔とのの接続架、蓋の留め金等をpartから。サイドハッチのストッパーを自作。直接標準機も演出してみました。

サイドハッチのストッパーのアップです。レジンの切れ端とプラ棒で簡単につくったものです。 局部的にこだわると、全体の質感も向上する錯覚っていう、こじこじさんの作戦です。

ケベックスカステンの接続架、アンテナの絶縁体も若干みえますでしょうか・・・。自己満足の結晶とも言います(泣)

エンジンの通気口のメッシュ部分は、ハセガワのメッシュを使用しています。ふちをエッチングの端で縁取り工作。

いかがでしょうか? だいぶ3号らしくなってきたでしょ。

フェンダーが無い状態も無骨でいかしてますね。

車体の前面装甲、フェンダーを装着。 フィギアも乗せてみました。フィギアはプライザーのもの。偉そうに腕組みしている感じが偶然できあがったので、これでいきます。

前面の牽引フックに、真鍮線0.5ミリを入れてそれらしく・・。

車体の後部。 マフラーの排気管をプラ棒を加工して追加。発煙筒ラックは旧型のものをプラバンと真鍮パイプ、エッチングで自作。後部のラックを自作、プラバンは木目をけがいてそれらしく。

それらしくばっかりですね。

タグロープの器具をpartのエッチングで再現。この辺はエッチングならではの領域です。1/35でもこの辺はエッチングでまかなう部分!

実はタグロープの再現まで挑戦したのですが、どこか行方不明に・・・・。もう一度って気力がなかったのでやめちゃいました。この辺は作者がB型らしいところ。

後はフェンダー上のOVMを取り付けてお終いです。 

以下、箇条書き

(照明燈の配線をはんだ糸で追加。ジャッキ台とジャッキ・予備転輪のラックをpartのエッチングで作ってみました)

反対側。

(シャックルやクランク、斧は素晴らしいモールドなので、そのまま使用、クランプをエッチングで取り付けただけです。シャベルはストックパーツから流用 アンテナは0.2ミリの真鍮線。アンテナケースはエッチング。雑具箱はMarsの予備部品から流用)

以上で基本工作は終わりです。個人的には模型作りで一番楽しいところですね。

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