パパに続け〜 空のショーチャレンジ物語 

東北インターナショナルドッグショー

2001年5月20日(日)

仙台市夢メッセみやぎ

ブリードジャッジ  岩本友征 

東北インターナショナルドッグショーの行われる仙台までは高速道路で約320km。車で4時間弱の距離だ。なんだ近いじゃない。だがショーの開始は朝早いので夜中に出発する。私の体力では日帰りは無理。仙台のホテル、近くのペンション、あるいは郡山の友人宅に一泊することにしよう。午前1時に出れば間に合うかな。午前1時に出発するには夕方から寝なくては。。。ショーにエントリーしたものの一人で行くのはちょっと辛い。ショーには殆ど同行してくれないパパにだめもとで仙台に行かないかと持ちかけてみると、思いがけず、行ってくれると言う。しかも運転もしてくれると言う。願ったり叶ったりだわ。
 前日の土曜日、夜早くパパに寝てもらう。わたしも準備が済み次第寝ようと思っているうちに、パパは2、3時間で目が覚めてしまった。もう一度寝ると起きられないからすぐ出発しようとパパが言う。えっ、ちょっと待ってよぉー 全然寝てないよぉーー。結局、運転をするパパの希望どおり、夜11時、空とムサシをバリケンに入れ車に載せて出発した。
 眠くなってはいけないとラジオのトーク番組をつけっぱなし。おかげで私はうとうとするものの全然眠れない。会場には3時半に到着。駐車場の入り口が分からず、公園の駐車場で明るくなるまで仮眠する。

やがて明るくなってきたので駐車場の入り口を探して中に入る。あるある、たくさんの車が。。。5時前だと言うのにすでに出陳の準備に余念がない。開場は6時とのこと。入り口にはなぜか列ができている。パドックを確保するためらしい。私もなんだか良く分からないまま並ぶ。その間に空とムサシの散歩はパパが済ませてくれた。

6時になって、開場!長く伸びていた列は、あっという間にだんご状に!えっ、何のために並んだの。(怒り)人を押しのけるように大きなビニールシートを抱えてパドックの確保に走る出陳者のみなさん。。。言葉もなかった。出遅れたものの、間にポッカリ空いた狭いスペースに我が家もなんとかパドックのスペースを確保。触審台を置き、シートを敷き、空とバリケンを運び込み、パドックらしくなった。

さて、パパはというと、これから車の中で寝るという。ムサシも車の中。せめて空の出番は見に来てね!と言う。なんとなくぼーっとした頭でグルーミングを始める。暑さと共に始まった換毛のせいで、ブラシをかける度に抜けてくる。お尻の毛もアンダーコートが抜けたせいかまばらでスカスカ。自慢のお尻もかたなしだわ。。。しくしく

 やがてななママさんが早々と到着。ななちゃんがヒートでお留守番とはとっても残念!!まきらぶさんとラブちゃん、山形ななまま&ななあみちゃん、びすみる母さんにびすけくん、春桃ママ&春桃ちゃんが次々到着した。

 ショーは残念ながら単独展にはならなかった。前日岡山でペンブロークウエルシュコーギー部会展があったからかしら?岡山から仙台はいくらプロでもきついよね。
 空は暑さのせいでトレーニングが不十分で体に締りがない。おまけにコートがないときたら最悪よね。牝のアダルトは3頭だけ。触審が1番目で余裕がなかったことをのぞいて、まあまあのできのハンドリング。空の歩様はとても良かった。空はインドアの方がお得意なのかしら?しかし。。。。。やっぱりびり。。。(涙)3頭3席なので入賞ということになり、黄色のリボンをいただいたものの。。。牝アダルトクラスの1席は、ななちゃんのブリーダーさんのところのコーギーちゃんでした。そして牡のBOBはLARCHMONT'S MICHAEL、牝のBOBはSISKIYOU'S DEEP IMPACTでした。

 ななママさん、マイロままさん、春桃ママさん、山形ななままさんに撮っていただいた写真で空の審査の模様をご覧下さいませ。


画像提供 ななママ


画像提供 マイロまま

触審審査を受けるためにセットしています。

注目しているのはママの指先のレバー!


画像提供 ななママ


画像提供 春桃ママ

ラウンド審査。リング内をぐるっと一周です。

もう少し頭を高くあげてくれるといいんだけど。


画像提供 ななママ


画像提供 山形ななまま

背景がとてもきれいでお気に入りの1枚!

尻フェチのあなたに!(笑)



      
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